

第18回●「タワ」東西医学の融合
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 2006年11月、メンツィカン卒業生13期生による謝恩会が夜遅くまで続けられていた。ゲーム、歌、踊り、一通 りの演目が終わり、生徒代表による締めの挨拶で賑 […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 2006年11月、メンツィカン卒業生13期生による謝恩会が夜遅くまで続けられていた。ゲーム、歌、踊り、一通 りの演目が終わり、生徒代表による締めの挨拶で賑 […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 「ディス、イズ、ヒマラヤン」という薬草を紹介します。白い綿毛をまとった不思議な薬草で、名前をチャグー・スクッパといいます。日本語に訳すと「ハゲワシの脚」で […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 いよいよ二度目の暗誦試験が迫った2003年大学2年生の秋、四部医典論説部・老化防止の章の解説中に長身のダクパ先生が回想しながら呟いた。 「この章に登場する […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 「おい、ヤジマ」たまに友人が嘲笑を込めて僕のことをそう呼ぶが、決していい気持はしない。毎週月曜日の午後は30分スピーチの授業が行われ生徒が順番に発表してい […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 薬草実習から戻ると大学は後半戦に突入し、メンツィカン名物の暗誦試験に向けて全員が準備に取り掛かる。教典と解説書を合わせて80分にも渡り早口言葉のスピードで […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 8月下旬、20日間に及ぶマリーでの薬草実習を終えてテントなど機材一式をトラックに詰め込むと、上部には僅か1m ほどの隙間が残され、そこに最後の忘れかけた荷 […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 「オガワ、ルクルをどこへ採りに行くんだ?」 「あっ、ああ・・・。あの辺りかなあ」 同級生からの問いに、なんとも白々しい答えをしてしまったが、案の定、彼には […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 薬草実習最終日、パルーを採取するよう指示が出され、男子はそれぞれが鎌を手にしてベースキャンプを出発した。 「オガワ、どうする」 親友のジグメの問いは、すで […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 6,7月の夜、大学は白い花クムタ(ナス科)の香りに満たされる。クムタは昔からチベットの詩や経典の中に芳香の代名詞として頻繁に登場するもののチベット本土には […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 キャンショッパ、日本語に訳すと「孤独な翼」は薬草実習が行われるマリー周辺の山腹を美しく彩 るが薬草として採集の対象にはなっていない。しかし過去に一度だけ生 […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 日本では悪名高きトリカブトを紹介しましょう。チベットでは各地に生えていますし、日本でも山に入ると意外と簡単に見つけることができます。加工したものを附子(ブ […]
小川 康の『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 メンツィカン(チベット医学暦法大学)のヒマラヤ山中での薬草採取実習の 4日目。びしょ濡れのままトラックの荷台に押し込められた40人の実習生達には重い雰囲気 […]