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【特集1】１～３月の催行人員に達しているツアーはこれだ！

▼1/9（土）発　自転車でアンコールワット・5日間　遺跡と農村の森をサイクリング
サポートカーが同行しますので、無理なくサイクリングを楽しむことができます。1日中サイクリングするのではなく、休憩を多めにして、のんびり走ります。

▼2/6（土）・3/19（土）発　パタゴニア・ハイライト９日間
日本語ガイドが同行するので安心・安全にパタゴニア観光を楽しめます。９日間という中に最大限に詰め込んだパタゴニアの魅力。ぜひ、皆さんの目と体で体感してください。

▼2/7（日）発　絶景キャンプとヒマラヤ展望のんびりハイキング７日間
マチャプチャレやアンナプルナ連峰を望むオーストラリアンキャンプ、直営ロッジ「つきのいえ」、マウンテンリゾート「はなのいえ」を泊まり歩きます。

▼2/13（土）発　プナカの祭典　ドムチェ＆ツェチュ祭満喫8日間
ブータンのプナカで行われる「ドムチェ祭」と、仮面舞踊の祭「ツェチュ祭」を同時に訪ねます。ドムチェ祭は17世紀のチベット軍との戦いを再現した戦勝記念の祭です。

▼3/6（土）発　３つの 「風のいえ」を巡る アンナプルナ山村ハイキングと古都カトマンズ７日間
弊社代表の原が、3つの「風のいえ」と震災からの復興を歩むネパールをご案内。弊社の原点である「ネパールの素晴らしさ」、そして「旅のチカラ」を感じていただけるはず。

▼3/19（土）発　ブータン最大の祭 パロ・ツェチュ祭と織物体験とタクツァン僧院7日間
ブータン最大の祭典パロ・ツェチュに合わせた企画。タクツァン僧院へのトレッキング、ブータンの織物体験なども楽しみ。ベテラン日本語ガイド、シンゲ・ナムゲルがご案内。

その他の催行確定・催行人員到達ツアー一覧はこちら

【特集2】「FOOTRAVEL」が年明けにイベント開催！

▼1/8（金）　元コスタリカプロサッカー選手＆Jリーグアジア戦略のキーマンが語る　「 ボールが繋ぐ世界との縁 」

コスタリカでプロ契約をした経験を持つ有坂氏と、Jリーグのアジア展開を担い各地を飛び回る山下氏から、「ボールが繋いでくれる縁」と「アジアにおけるサッカー事情」についての話を伺います。有坂氏がシップディレクターを務める「futbol & cafe mf」（東京・原宿）にて開催。

【特集3】東京で一番旨い（当社比）モンゴル料理を食べよう！

▼2/9（火）羊を一頭丸ごと食べつくせ！モンゴル×肉で旧正月を祝う

民族衣装着用の方は参加費500円引き！ 2/9（水）はモンゴルの旧正月「ツァガンサル」。奇しくも2・9で肉の日ということで、風スタッフも大好きなモンゴル料理店「青空」（東京・幡ヶ谷）で羊をまるごと一頭分、調理して出してもらいます！ 「野菜少なめ、肉多め」、肉好き男女のお祭りです。

特選！風カルチャークラブ情報

冬こそ熱帯へ！　森の野生動物に精通したガイド、ジャングル・デイブが案内する
ボルネオ島の森。ブルネイはボルネオ島の中でも特に濃い森が残っています。

▼憧れの熱帯雨林を往く　2/11（木）発　ブルネイ・ジャングル紀行

今週の更新情報　旅心くすぐる情報満載

お待ちかね！風のイベント情報

【東京・風のイベント】

1/23（土）野生写真家・秋山知伸が語る
「インド・ラダックのユキヒョウツアー」
野生写真家でありツアーの同行ガイドでもある秋山知伸さんに、世界で最も標高の高いところに生息する肉食獣である「ユキヒョウ」と、ユキヒョウをラダックに見に行くツアーについて解説してもらいます。

• 日　時：2016年1月23日（土）　13：00〜15：00
• 会　場：ケンコー・トキナー中野ビル4F会議室（東京・中野）
• 定　員：30名　※事前申込み制
• 参加費 ：無料

【プチ講座】アムチ小川のチベット医学スライド＆トーク
～遊牧民に伝わる医学のタイムカプセル～
メンツィカン（チベット医学暦法学大学）に合格し、チベット医（アムチ）となった小川康さんによるプチ講座。スライドを交えながら、旅で出会った薬草や鉱物の知恵とともに、チベット医学聖典『四部医典』との関わりについてを話します。

• 日　時：2016年1月30日（土）13:30～15:30
• 会　場：風の旅行社 東京本社 7階セミナールーム（東京・中野）
• 定　員：24名 ※事前申込み制
• 参加費 ：1,000円（当日徴収）

【関西・風のイベント】

【神戸開催】ランチイベント
「ラオスでできる8つのこと＆ミャンマーでできる8つのこと」
神戸・パレルモさんでの開催ランチイベント第二弾！お店より料理写真が届きました。10名様限定イベントですのでお急ぎ下さい！

• 日　時：2016年1月30日（土） 12:00〜14:00
• 会　場：世界のごちそうpalermo（神戸・東灘区）
• 定　員：10名（先着順）
• 参加費：2,500円（お食事代）

【大阪開催】第7回各国料理を大阪スタッフと一緒に食べに行こう！
「大阪あわざ　手食で味わうスリランカ料理」
毎年恒例の大阪支店イベント。来年2月開催の詳細を発表。ご予約お待ちしています！

• 日　時：2016 年2月11日（木・祝） 12:00〜14:30
• 会　場：スリランカ家庭料理　シーギリヤ（大阪・阿波座）
• 定　員：28名（先着順）
• 参加費：2,000円（食事代・食後セイロンティー付）

風の向くまま・気の向くまま

代表取締役　原 優二

●野坂昭如氏

12月9日、野坂昭如氏が亡くなった。本棚から｢蛍の墓｣を引っ張り出して再読してみた。いやはや、解り難い文章である。どうしてこんな文体なんだろう。と首を傾げてしまう。多少慣れたからといって、理解しやすくなるような文章ではないが、いつの間にか野坂ワールドに引き込まれていく。不思議な文体である。

｢蛍の墓｣ほど悲しい話はなかなかない。しかも、野坂昭如氏の実体験に基づいているというから迫力がある。野坂昭如氏は、後世、『アドリブ自叙伝』（筑摩書房）の中で次のように語っている。

｢一年四ヶ月の妹の、母となり父のかわりつとめることは、ぼくにはできず、それはたしかに、蚊帳の中に蛍をはなち、他に何も心まぎらわせるもののない妹に、せめてもの思いやりだったし、泣けば、深夜におぶって表を歩き、夜風に当て、汗疹と、虱で妹の肌はまだらに色どられ、海で水浴させたこともある。（中略）ぼくはせめて、小説「火垂るの墓」にでてくる兄ほどに、妹をかわいがってやればよかったと、今になって、その無残な骨と皮の死にざまを、くやむ気持が強く、小説中の清太に、その想いを託したのだ。ぼくはあんなにやさしくはなかった｣

実に正直な人である。きっとこの体験に負い目があったに違いない。人は様々な負い目を抱えているものだが、それを曝け出すことなど、通常はできない。隠しながら生きていくのが普通であろう。

同氏が脳梗塞に倒れたのは2003年5月26日。同氏のオフィシャルホームページは5月9日で終わっている。以下が、それである。

9日（2003年の5月9日）
曇。4,00am起。ゲラ手入れのうち、すべて書き直したくなり、ボールペン放置して、ぼんやり。6,30am、庭の雑草むしり取る、道具は用いず指で引き抜く。50年近い以前、禅寺で半年草むしりをしていたから、いちおう手慣れたもの。合間に素振り用木刀ゆっくり振る、すぐ息が切れて情けない。気持ばかり焦って、小説は書けない。1,00pm眠、3,00pm起。下高井戸、書店で「フロイト先生のうそ」、古書店で「軍事言論」「兵士の物語」。昭和ヒトケタ、何度も書きかけては挫折、金井美恵子さんのオハコを借りれば、「ヘトヘト」。なんとしてでも書く。講演会の依頼しきり、身のほど知らずながら引受けて、とにかく若い皆さんに、どう受取られようが、しゃべるのが、役目だろう。夜、手紙を書く、結局、徹夜。

他の日も、似たような感じの内容で健康的な生活とは到底いえない。TBSラジオの「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」で、「野坂昭如からの手紙」というコーナーがあった。何回か聴いたことがある。既に身体は自由が利かなかったようだが、文章は、鋭くかつ解りやすかった。

TBSラジオが20日午後7時から1時間、野坂昭如氏の特集番組を放送する。楽しみである。

≫「風の向くまま・気の向くまま」バックナンバー

お茶の間 旅空間　〜今週の気になるTV番組〜

▼12/22(火)25：25～26：35NHK総合
『NHKスペシャルアジア巨大遺跡第1週』「カンボジアアンコール遺跡群」
カンボジアの密林に眠る世界遺産・アンコール遺跡群。女優・杏が、巨大遺跡を訪ね、謎につつまれた文明の真の姿を解き明かしてゆく。

▼12/21(月)8：00～9：00NHKBSプレミアム
『ワイルドライフ』「南米アマゾン大カワウソ家族の団結で子どもを守れ」
命の攻防が繰り広げられる南米アマゾンで、絆を頼りにたくましく生きるオオカワウソ家族に迫る。

▼12/23(水)16：35～16：50NHKBS
『コウケンテツが行くカンボジア』「湖上の村を訪ねて」
料理研究家のコウケンテツが行くカンボジア。トンレサップ湖で水上生活をする家族を訪ね、湖上で暮らす家族の心温まる生活と家庭料理を紹介。

編集後記

　
友人と話していたら蚕の話になりました。

私が以前暮らしていた村は昔、養蚕業が盛んだったところでしたが、その村のおばあちゃんからお蚕さんの数え方は「匹」ではなくて、「頭」と数えるんだよと聞いてびっくりした記憶があります。蚕は完全に人間の手で改良されきった生き物なので、野生に帰ることが出来ないんだとか。

お蚕さんを飼ったことはないのですが、この話を思い出した時、カンボジアで食べた「蚕」の味が真っ先にうかんでしかめ面になったのはここだけの話。　

（やまだ）