つむじかぜ914号


伝説の企画が復活!
このコースを走らずにサイクリストとは語れない! 号


特集1 おすすめ海外ツアーはこれだ!② ヒマラヤ縦断自転車ツアーも再開!

今週も前回に引き続き、集客順調の人気ツアーをご紹介!

最近、電車でマスクを外している人も増え、卒業式でもマスクなしとなり、世の中の空気が変わってきたようです。5類への移行も近づき、ようやく周りの目を気にせずに海外旅行に行けるようになるでしょう。



★インド入国時の陰性証明も不要に!

北インドの「リトルチベット」

終了ツアー スピティ、キナウルの谷に秘仏を訪ねる9日間

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2023/04/29(土) ¥518,000 東京 終了 企画者・中村同行予定
※【重要】2023年2月13日より、インド入国時RT-PCR検査の陰性証明が「不要」となりました。スピティはヒマーチャル・プラデッシュ州の北東部、中国の西チベットとインドの国境地帯に位置しています。歴史的に西チベットやラダックとの関係が深く、10世紀に栄えたグゲ王国時代には多くの仏教寺院が建設され、現在も美しい壁画や塑像など仏教美術が残されています。特にタボに残される立体曼荼羅はチベット仏教圏でも随一の見ごたえです。"

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★気分はヘディンか、三蔵法師か? 中央アジア探検へ!

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2023/09/26(火) ¥555,000 東京・大阪 終了
中央アジア3か国をバスで縦走します。荒涼としたカザフスタンの大地を抜けると、山と森と湖のキルギス。景観や文化を楽しみつつ、玄奘三蔵の足跡もたどります。そしてウズベキスタンの首都タシケントへ。

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★大絶景のキルギス騎馬トレッキング

天山山脈の懐・イシククル湖南岸を馬で旅する

キルギス・絶景騎馬トレック&キャンプ 9日間

4名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2025/06/27(金) ¥628,000 東京・大阪 募集中
2025/08/22(金) ¥639,000 東京・大阪 募集中
イシククル湖南岸の高原を、天山山脈を仰ぎ見ながら、ワイルドに馬で旅する3泊4日の騎馬トレックコース。乗馬初級者から、キャンプは初心者でも参加OKです。

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★シルクロードと言えばバザールです!

伝統刺繍スザニのマーケット・ウルグットも訪問

4大バザール探訪と列車で旅するウズベキスタン9日間

2名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/11/01(金) ¥446,000 東京・大阪 終了 お問い合わせあり! 1名様での参加歓迎!
2025/03/07(金) ¥470,000 東京・大阪  募集中 名古屋・福岡はお問合せください。
伝統刺繍のスザニのマーケット・ウルグットをはじめ4つのバザールを巡り、ウズベキスタンの大陸を列車で移動するコースです。 陶芸で有名なギジュドゥバンやティムールの故郷シャフリサブスにも訪れます。

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【大注目!】ヒマラヤ縦断自転車ツアー 先行告知!

チョモランマ大展望&標高差4,500mのダウンヒル (eバイクレンタルも可能!)

終了ツアー チベットからネパールへ ヒマラヤ越えサイクリング15日間

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/09/18(水) ¥1,080,000 東京 終了 2024年の募集は終了しました
2025/09/17(水) 要問合せ 東京 要問合せ 企画中・出発日変更の可能性あり
世界の屋根ヒマラヤを車移動も交えつつ自転車で走るツアー。5000mを越える峠を越え乾燥したチベット高原から緑溢れるネパールを目指す15日間。eバイクレンタル可能になりました!

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特集2 初夏ツアーもピックアップ-其のニ- 風カルチャークラブ

初夏ツアーをピックアップ。東北の山と温泉に精通した奥田博さんと歩く、東北の低山と温泉シリーズも。

<日帰り講座>

★催行決定! 残席有り

出発日設定 2023/03/08(水) 終了
ご旅行代金4,400円
出発地JR八高線 箱根ヶ崎駅

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★ご予約好調! 眞鍋じゅんこさん&鴇田康則さんと歩く

海藻を浜辺で海から引き上げ塩蔵ワカメ作りを、地元漁師の栗山義幸さんに教えていただきます。ワカメ丸ごと1本の大きさを実感した後、海辺でワカメしゃぶしゃぶをいただき、生ワカメ1本はおみやげに持ち帰り。安浦の埋立ての歴史もたどります。
出発日設定 2025/04/05(土) 募集中
ご旅行代金12,650円
出発地京浜急行線 県立大駅 集合・解散

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★《オンライン連続講座》川﨑一洋さんの仏教美術講座 第1回

川﨑一洋さんの仏教美術講座

終了講座 《オンライン連続講座》川﨑一洋先生の仏教美術入門2023

ネパール・チベットなどの仏教美術・儀礼を研究テーマとする講師が、個性的な仏たちの姿に秘められた深い意味を、アジア各地に伝わる仏像や仏画などを紹介しながら解説。また曼荼羅の読み解き方も説明します。(全6回)
出発日設定 2023/04/15(土) 終了 2023/04/22(土) 終了 2023/06/03(土) 終了 2023/06/10(土) 終了 2023/07/01(土) 終了 2023/07/08(土) 終了 全6回 終了
ご旅行代金3,300円~18,000円
出発地オンライン

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<国内ツアー>

★あと残2です

田中宙先生と歩いて学ぶ地質学の日帰り旅 今回は琵琶湖の南東部。滋賀県のシンボル「近江富士」-周囲の山々とは異なる見事な円錐状の山容。その形成史を紐解きながら歩きます。山頂からは琵琶湖が一望。
出発日設定 2023/03/25(土) 終了
ご旅行代金6,930円
出発地滋賀県野洲市(JR 琵琶湖線 野洲駅集合・解散)

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★ご予約好調! 昆虫標本会の匠・政所名積さんと行く 大人の昆虫観察会

6名催行添乗員

1年に1度、桜の季節のほんの少しの期間のみ現われるギフチョウの姿を求めて新潟の小千谷へ。急速に姿を消している中、貴重な生息域へ観察しに行きます。
出発日設定 2025/04/12(土) 募集中
ご旅行代金39,700円
出発地JR小千谷駅集合・解散

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★募集開始! 東北の山に精通する奥田博さんと歩く

東北の山に精通する奥田博さんと歩く

終了ツアー 【現地集合】4/16(日)発 宮城・里山と桜巡りと温泉 3日間

奥田博さんが北国の山々を、小さな歩幅で歩きながら穏やかな語り口でリードいたします。今回は「白石温泉」と「遠刈田温泉」に宿泊します!
出発日設定 2023/04/16(日) 終了
ご旅行代金74,500円
出発地JR東北本線・船岡駅

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《風の縁shop》締め付けないルグのゆるりパンツ

これからの季節におすすめなのが、締め付けないコットン下着、ルグのゆるりパンツ。


肌がかぶれやすい方、リラックスしたい方にも、おすすめのこちらのパンツは、ゴムをつかわず、ひもで調節をします。ウエストやそけい部のリンパ節が集まる大切な部分を締め付けないので、足運びも軽やかです。

  • 就寝時に履いていますが、足回りの圧迫感がなく楽でした。
  • 履いてみると形が可愛いです。
  • 締め付け感がなく通気性が良いです。
  • 洗濯後に早く乾くので部屋干しや旅行時にもおすすめ!

ぜひ一度お試しください。


バリ「ゆるりパンツ Rungu」


お待ちかね!風のイベント情報

【外部イベント】風のモロッコ 〜サハラとメディナとカスバの国の楽しみ方〜

オンラインでもリアルツアーでも、現地(人)とつながる旅を。
「風の旅行社」と「世界仮想旅行社」の2社が、この度、新たなオンラインツアーシリーズを共同開催することになりました!

2月23日の第一弾「モンゴル」に続き、夢のコラボシリーズ第二弾目は、地中海・大西洋沿岸~アトラス山脈~サハラ砂漠と、東西南北でドラマチック、かつダイナミックに姿を変える国「モロッコ」です!!

※当日ご都合がつくか不安な方も、安心!お申込みいただいた皆様に、イベント後に見逃し配信視聴URLを、お送りします。

  • 日時:2023年3月20日(日) 20:00~21:30
  • 場所:オンライン開催(Zoom)
  • 費用:無料

風の旅行社主催 オンラインツアー説明会も続々設定中!


風の向くまま・気の向くまま ―第七百三十八話―

代表取締役 原 優二


フィンランド出張


ムーミンとサンタクロース、そしてオーロラとサウナの国フィンランドへ2月16日から行ってきた。ロシア上空は飛べない。北極の上を飛ぶ12時間半のノンストップ直行便があり、今は、一番近いヨーロッパといわれている。

羽田空港を夜の10時に出てヘルシンキ到着が夜中の3時半、国内線に乗り継ぎ一時間ほどかけてOulu(オウル)という街まで行った。人口約23万人。北極圏まであとわずか。ラップランドは目と鼻の先である。ボスニア湾の対岸はスウェーデン。10月から6月ころまでは湾が凍結するから氷上を渡れば対岸まで行ける。Ouluはノキアがこの地に研究開発の拠点を置き嘗ては「ノキアの城下町」と呼ばれていた。現在は、800以上のハイテク企業が立ち並び、「フィンランドのシリコンバレー」とも呼ばれている。

朝の8時ころに市のVisit Ouluセンターに到着。センター内のカフェテリアで朝食を取り、9時から教育プログラム、コーチングプログラムなどのプレゼン&ディスカッション。プログラムは具体的で段階を踏んで目的が達成できるよう構成されている。日本からこうしたプログラムに参加している学生もいるというがまだ少数である。

その後、Oulu大学を視察。個人や小人数の活動、談話がしやすいように、小スペースや電話ボックスのような個室がフロアのあちらこちらに設置されている。日本の大学でこうしたスペースを設置しても、集団で行動しがちな日本の学生には、かえって使いにくいかもしれない。集団性が重視される日本と個が単位の欧米との考え方の違いだろう。こればかりは、簡単には変わらない。学生というより社会全体の違いである。

その後、郊外にあるリサイクル施設を見学。バイオマスを大量に生産しているという。公的資金援助は受けておらず民間の力だけで運営しているというが、あんな大規模なリサイクル民間企業が成立すること自体が不思議でならない。

14時半、一旦ホテルにチェックイン。夕食まで3時間ほどあったのでシャワーを浴びて眠ろうと思ったが、妙に興奮していて寝付かれず、ボーっとした頭で夕食に。料理は肉より魚。メインはイワナのソテーだったが、大きさ、色、味のどれをとってもサーモン。とても美味しかったが、どの料理も少々塩分強め。何故か、冬は塩分が強くなるそうだ。頼めるものなら、塩分を抑えてもらうようシェフにリクエストを上げてもらった方がいい。

夕食後は、オーロラ(Northern Light)を見にバスで郊外へ。林の中を1キロほど歩いて広い沼地に出た。沼地は凍っている上に20cmほど積雪しているから、真っ白な平原に大きな空が広がっていた。雪の上に上向きにどさっと寝転がって、さあ見学だと意気込んだが、この日は曇っていてアウト。

年の頃は15歳くらいだろうか。オーロラガイドの息子さんが私たちの到着前から沼の近くに用意してくれた焚火にあたりながら、大きなウィンナーソーセージを焼いて食べた。寒さをしのぐには、グイッとウィスキーのストレートでも煽りたい気分だったが、殆ど眠らずに2日過ごしたので眠気の方が勝ってしまった。

翌朝は、昨夜のオーロラツアーで借りたつなぎの防寒着と靴下に防寒靴、手袋、毛糸の帽子を再度身に着け、ワカサギ釣りのように氷に10cmほどの穴を開けて小魚を釣るアイスフィッシングに挑戦。昨日のオーロラガイドが今度はフィッシングガイドで登場。昨日も、全員の靴にアイススパイクを装着させていたし、今度は氷上の転倒に備えてバイク用と思しきヘルメットを被らせていた。見た目はブカブカの宇宙服のようなつなぎ服に黒いヘルメットという不格好な姿だが、防寒と安全にはかなり気を使っていることが見て取れた。結局、釣れはしなかったが、一時間ほど“体験”を楽しんだ。俗にいう○○体験というやつだ。

さらに車で海岸沿いを車で走ること20分ほどでLiminka Baytというバードウォッチングで有名な場所に行った。6部屋しかないが大変きれいな宿泊施設も完備されおり、40人のバードガイドが登録されているそうだ。日本語のガイドはいないが、ヨーロッパは実はバードウォッチングの盛んな地。鳥の渡りも大規模で見事である。

夜は、マナーハウス(古い邸宅)を利用したサウナへ。スモークサウナと日本にもよくある普通のサウナ。両方試したが、スモークサウナの方が体の芯から温まる。出た後もしばらくの間、体がポカポカしている。まるでネパールの“つきの家”の五右衛門風呂と同じだ。スモークサウナは、朝から一日中煙でサウナ室を温めるそうで時間も手間もかかるが、肌に柔らかくてポカポカになるから好まれるそうだが、今ではどこも電気のサウナが主流になってきているそうだ。フィンランドでサウナは必須。しかもゆっくり時間をかけて楽しいみたい。

さて、翌日は早朝4時にホテル発。空路ヘルシンキに戻って大型フェリーのシリアラインに乗船しエストニアのタリンへ。フェリーといっても5万トンもあって設備も豪華クルーズ船に近い。フィンランドには中世がない、といわれるが、タリンの旧市街地はたっぷり中世を感じさせる古い街。物価が安く、フィンランド人は、船賃を使ってでも買い出しにエストニアに渡るそうだ。実際、帰路には缶ビールなどを何箱も箱買いした人たちを沢山見た。

翌日、午前は最後のスケジュール。ヘルシンキ市観光局のサスティナブルツーリズムに関してプレゼンを聴いて意見交換。ベースが違う。社会、街全体がサスティナブル。日本では、まだまだ特別なことだが、フィンランドでは自然なこと。それでも、日本は1995年には日本エコツーリズム協会が発足し2007年にはエコツーリズム推進法までできている。しかし25年が過ぎても、小笠原や知床、屋久島など一部で進んだが全体化されることはなかった。サスティナブルツーリズムと名称が変わり国連のSDGsで広がりを見せるが、果たしてどうか。

午後は、マリメッコのアウトレットへ。そんなに古い会社なのかとびっくり。最も、今回で初めてこのブランドを知ったから笑われても仕方ない。社員食堂でランチを取ったが、同席したおじさん4人は浮きっぱなし。目線の向けどころに唯々困ってしまった。

長くなりました。ざっと6日間の旅の様子をレポートしました。なかなか厳しい日程でしたが、ぎゅっと詰まったいい旅でした。日本とほぼ同じ国土に550万人しかいない国フィンランド。ハイテク産業の生産性の高さがこの国を支えているのでしょうが、夕方には家に帰って18時前には夕飯を済ませ、サウナを楽しむのが普通のフィンランド人たちの日課だそうです。収入の半分ほどを税金で持っていかれるそうですが、その使い方に市民が参加して透明性を確保しているといいます。

日本とは違うレベルの民主主義を確立しています。日本はダメだと嘆いても、その矢の矛先は自分に戻ってきます。もうそういうことはしたくありません。しかし、素直に羨ましいですね。他にも感じたこと考えたことは山ほどあります。また機会を改めることにします。

≫「風の向くまま・気の向くまま」一覧


お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜

▼3月3日(金)19:30〜20:00 NHKBSプレミアム【馬】
美の壺「人と共に在る 馬」
三千年以上前から人の傍にいる相棒。愛らしさと美しさを兼ね備える馬の魅力に迫る!
▼3月4日(土)21:00〜21:53 TBS 【モロッコ】
世界ふしぎ発見!「異邦人が創りしモロッコ 僕らはみんな時の旅人」
エキゾチックな魅力を放つ国モロッコ。その秘密にミステリーハンター・中山卓也が迫る!
▼3月5日(日)00:25〜01:03 NHK総合1【モロッコ】
これって攻めすぎ⁉︎世界旅行「モロッコ 砂漠のバズり王国」
サハラ砂漠のちょっと息苦しい健康法?に、悲鳴がこだまするナゾの浴場!中古の入れ歯やリモコンが並ぶ迷宮マーケットも!
▼3月7日(火)08:15〜09:55 NHK総合1【ペルー料理】
あさイチ「ツギクル!世界が注目する“ペルー料理”特集」
豊かな食材と他民族の食文化が融合したペルーは知られざる美食大国。その魅力を徹底紹介。
▼3月9日(木)10:32〜11:02 NHKBSプレミアム【中国・九寨溝】
空からクルージング 30ミニッツ「世界遺産 九寨溝〜中国・四川省〜」
世界でも最も美しい水の風景の一つ、中国の九塞溝を全編ドローン映像で紹介する。

※次号915号は2023年3月9日頃の配信予定です

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■つむじかぜ914号(風の旅行社ウェブマガジン)

発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社
送信日:2023年3月2日
送信元 :(株)風の旅行社
■ツアー、ご旅行手配、旅行説明会に関するお問合せ
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