つむじかぜ970号
家族旅に超ぴったり!
モンゴルがお勧めできる理由とは?! 号
特集1 この夏、家族でモンゴルへ 家族にモンゴルがお勧めできる理由とは?
お子様やお孫さんに、早くから海外での異文化体験をさせたい! 壮大な大自然を目の当たりにして世界の広さを実感させたい! とお考えになる親御さん(そしてお爺ちゃん、お婆ちゃん)も多いのではないでしょうか。
実際「子連れで行ける旅行を探しています!」というお問い合わせが増えています。そんな皆さんにお勧めできるのが、実はモンゴル旅。
- 直行便で4-5時間
- 大草原でゲル泊
- 乗馬など「体験」がメイン
- さわいでも誰も怒らない
- でっかい夕焼け
- 満天の星空
などなど、お勧めできる理由がてんこ盛りです。
モンゴルの野生動物も街の文化も!
特集2 国内講座・ツアーをピックアップ 風カルチャークラブ
いよいよ昆虫観察の時期到来! ソメイヨシノの花が散ってツツジの花が咲き始め、本格的な行楽シーズンが始まるゴールデンウィークまでの短い期間、関東の平野部では寒い冬を蛹の姿で乗り越えたアゲハチョウの仲間たちが一斉に羽化を始めます。
この時期、天気が良く暖かい日には一年で最もたくさんのアゲハチョウの仲間を見ることが出来ます。成虫や幼虫で越冬していた昆虫たちも活発に活動を始める時期なので、たくさんの昆虫たちとの出会いも楽しみです!
<オンライン講座>
★募集中!
川﨑一洋さんの仏教美術講座
終了講座 《オンライン連続講座》川﨑一洋先生の仏教美術入門2024 ~お寺巡りが楽しくなる!仏教で人気の神様・仏様~
<日帰り講座>
★催行人員到達・締切間近!
眞鍋じゅんこさん&鴇田康則さんと歩く
終了講座 水辺をめぐる小さな旅 第2部(全3回)
★催行決定・残席僅か!
★間もなく催行決定!
★募集中!
<国内旅行>
★催行人員到達・まだ間に合います!
昆虫展翅家・政所名積さんと行く
2025/4/12(土)発 春の女神 ギフチョウを求めて新潟・小千谷へ 2日間
★条件付催行決定・まだ募集中!
自然物の循環が活動テーマの「鹿角プロジェクト」スタッフ同行
2025/5/3(土祝)発 宮城県・金華山 鹿の角を拾ってものづくり 復興支援ボランティア3日間
★募集中!
東北の山に精通する奥田博さんの企画を、古谷さんと歩く
終了ツアー 【現地集合】会津の里山・低山歩きと温泉 3日間
★募集中!
\専門家同行! 日帰り講座・国内・海外ツアー/
《縁shop5》母の日のプレゼントに! カンボジアのファブリック・手織りクロマー
カンボジアの手織りクロマーは、カンボジア人であれば何枚かは必ず持っている万能布。母の日のプレゼントなどにおすすめの商品です。
春らしい色合いが特徴のボーダーピッチクロマー・レモンイエローは、グレーのピッチ(幅)を途中から変えて織っていますので、巻いた際に左右違ったニュアンスが楽しめます。全長190cmと長さがありますが、薄手のため首元に2重に巻いてもすっきり見せることができます。巻き方にもアレンジができるため、幅広い使い方ができるクロマーです。
バスケットチェッククロマーの若草色は幅38cm、長さ135㎝と、使いやすいコンパクトなサイズです。経糸に2種類の色の組み合わせをいれているため、メインの若草色も左右で微妙な違いがあり、首元を若草色のグラデーションで彩ります。
お待ちかね! 風のイベント情報
夏のモンゴル乗馬ツアーは色々あるけれど、何が違うの?どれを選べばいいの? という疑問にお答えするオンライン説明会を開催します。
- 日時:2024年4月15日(月)20:00〜21:00
- 会場:オンライン開催(Zoom)
- 参加費:無料
乗馬ばかりがモンゴルの楽しみ方ではありません! 馬に乗らないとしたら、何ができる?何が楽しい?という疑問にお答えするオンライン説明会を開催します。
- 日時:2024年5月9日(木)20:00〜21:00
- 会場:オンライン開催(Zoom)
- 参加費:無料
チベットの都ラサを出発。チョモランマ(エベレスト)を始めとするヒマラヤの大パノラマを仰ぎ見てのサイクリング。過酷そう? でも宿泊は快適、電動アシスト自転車もレンタルできてしまうんです! そんな旅の実際についてお話しします。
- 日時:2024年5月15日(水)20:00〜21:15
- 会場:オンライン開催(Zoom)
- 参加費:無料
ゲストに柳沢純さんを迎え、カナダ乗馬ツアーの魅力をご紹介します。余計なものを排除し、馬と過ごすシンプルな時間をカナダの広大な自然の中で味わってみませんか。
- 日時:2024年6月8日(土)09:00~10:15
- 会場:オンライン開催(Zoom)
- 参加費:無料
風の向くまま・気の向くまま ―第七百九十六話―
代表取締役 原 優二
運命を受け入れる
先週から大河ドラマ「八重の桜」をNHKオンデマンドで再度見始めた。幕末における会津のおかれた位置を知り、会津藩そのものの歴史を辿ってから「八重の桜」を見ると実に面白い。
会津若松は遠い。江戸から約300km。この距離の遠さが、会津をしてあの悲しい運命を辿らせたのではなかろうか。会津の独特な世界感に触れるとそう感じてしまう。江戸の塵も芥も及ばなかったのだろう。司馬遼太郎をして“会津藩というのは、封建時代の日本人がつくりあげた藩というもののなかでの最高の傑作のように思われる”と言わせしめたのも理解できる。その朱子学を基本とした道徳観は、後の太平洋戦争中の教育勅語などを想起させたりもするが、純粋で雑味を全く感じない透明な空気が流れている。
会津藩祖保科正幸は、寛文8年(1968年)徳川家に忠義を尽くすことを藩の方針とし「15条の家訓(かきん)」を定めた。その最初に「大君の儀、一心大切に忠勤を存すべく、列国の例を以て自ら処るべからず。若し二心を懐かば、 則ち我が子孫に非ず、面々決して従うべからず。」(将軍家に忠勤を励むように。他藩がしていることを見て自分たちもこれくらいでよいなどと考えてはいけない。もし二心を抱くような君主がいるようなら、その者は私の子孫とはいえないから、家臣たちもその者に従ってはいけない。)とある。この家訓が幕末の会津藩の運命を決めた。
第9代藩主松平容保は、若くして幕末の会津を担う運命を背負った。京都守護職就任を自身、繰り返し固辞し、西郷頼母をはじめとした家臣にも猛反対されたが、最終的にこの家訓に従い反対を押し切って京都守護職を引き受けたといわれている。松平春嶽が策を弄してこの家訓を持ち出し、“命を拒むのは家訓に背くこと”と迫ったともいわれている。結果として、会津戦争敗戦、廃藩、斗南での藩再興、再興から2年後の廃藩置県、とい悲惨な結果を招いた。しかし、京都守護職に就いたことで後の官軍の恨みをかったことは確かだが、引き受けなかったとしても、会津は会津らしく歴史を駆け抜けたように思う。
会津といえば白虎隊を思い起こす。その悲劇は涙を誘う。これに西郷頼母の妻・千重子他一族21名の自刃も加わると、名状しがたい感情に襲われる。あまりにも会津は正直すぎる。形勢を見て有利な方につこうなどとは考えない。保科正幸が徳川家康の孫であり、第2代将軍徳川秀忠の子だったからか、家訓通り、徳川家に忠義を尽くすにしてもあまりにも一筋だ。
戦後、経済優先のプラグマチックな価値観が支配し、高度経済成長からバブル崩壊くらいまでそれは続いたが、失われた30年を通り過ぎ、今は、個々のライフスタイルを重視し、ダイバーシティを基調とする個の権利が優先される社会へと転換しつつあるように思う。私は、それはそれで素晴らしいと思うが、会津の「什の掟」の教えもまた、実に単純明快で私は腑に落ちる点も多い。もちろん、時代にそぐわない教えもあるが、理屈よりも、凛とした生き方を示していると感じる。吉田松陰は「至誠にして動かざるものは、未だこれ非ざるなり」といった。これまた真っすぐ過ぎるくらい真っすぐだ。
今日も、悲しいくらいの円安が進んでいる。加えて航空会社の収益優先施策に翻弄され、現地のインフレにも直面し、不如意にも海外ツアー代金は高騰している。今は、「ならぬことはならぬものです」と運命を受け入れ、目の前の商品づくりに精進し踏ん張るしかない。
今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載
お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜
- ▼4月16日(火)01:15〜01:25 NHKBS【アルゼンチン】
突撃!ストリートシェフ@ブエノスアイレス 「ガウチョ伝統のバーベキュー」 - 南米のカウボーイ・ガウチョの血を引くシェフが登場!
- ▼4月16日(火)17:30〜18:00 NHKBS【仏教】
美の壷「慈しみの仏 観音」 - 日本人に最も親しまれているといわれる「観音」の魅力に迫る。
- ▼4月16日(火)20:00〜21:00 NHKBS【金華山】
新日本風土記「七福神の海 〜三陸・牡鹿半島〜」 - 牡鹿半島の金華山の沖には世界屈指の漁場が。海に暮らし、震災などの苦難を越えてきた浜の人々をめぐる1年の物語。
- ▼4月17日(水)22:00〜22:30 NHKEテレ1【世界の楽器】
ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪「浜松市楽器博物館」 - ピアノのルーツといわれる弦楽器や、チベット仏教で使われる巨大な楽器など。世界中の楽器が登場!
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※次号971号は2024年4月18日頃の配信予定です
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■つむじかぜ970号(風の旅行社ウェブマガジン)
発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社
送信日:2024年4月11日
送信元 :(株)風の旅行社
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