

第195回 ロコル・ギャ ~創立100周年~
1959年以前のラサ・メンツィカン メンツィカン(チベット医学暦法大学)が今年で100周年(ロコル・ギャ)を迎える。ラサとインドの両方では100周年記念の行事が盛大に開催され、アムチの端くれである僕のもとにも招待状が届い […]
1959年以前のラサ・メンツィカン メンツィカン(チベット医学暦法大学)が今年で100周年(ロコル・ギャ)を迎える。ラサとインドの両方では100周年記念の行事が盛大に開催され、アムチの端くれである僕のもとにも招待状が届い […]
2015年1月8日の15時の時報とともに、早稲田大学内の修士論文受付の厚い扉は、冷酷なまでに閉じられる。そこには一切の例外も情状酌量の余地も存在しない。ほんのわずか数分、到着が間に合わず受付部屋の前で泣き崩れ、または、呆 […]
建設予定地と木材 信州、上田の森の奥深く、30件にも満たない小さな集落に土地を購入した。ここに小さな「くすりとハーブ店」を建設する予定だ。市街地に引っ越し、もう管理ができないので土地を手放したいというAさんと、森のなかに […]
薬草採取中 大リーグでイチローが大活躍した2004年。このとき8歳だった日本の少年たちの多くがイチローと同じように右投げ左打ちに憧れた。昨今、甲子園の高校野球で右投げ左打ちの選手が突然、多くなったのはイチローの影響ではな […]
アッカラ村 新年そうそう申し訳ないが、今回はトイレにまつわる話をしたい。 ●富山のポットン便所 4歳のとき泣き叫びながらはじめて一人でトイレにまたがった。便器の前にペンシル・チョコレートの御褒美が3本置かれていたのを不思 […]
ハトムギワークショップ 一年前、2015年1月8日に修士論文を提出し、晴れて早稲田大学の文学学術院を卒業し文学修士号を取得した。薬学学士+文学修士の組み合わせは、日本人+チベット医の組み合わせと同じほどに、マニアックな価 […]
アマチャ 一昨年、「森のくすり塾」を開塾するにあたって、看板を木彫りで製作しようと思いたち、押し入れの奥に眠っていた彫刻刀セットを取り出した。手に取るのは久しぶりだ。結び目を解き鹿皮のケースを広げると、18年前に購入した […]
アムドの草原 2015年8月15日から23日まで、チベットのアムド地方へ伝統医学スタディツアーに出かけました。前回に続いてのツアー報告です。 「遊牧民の人たちに伝わる健康法はありますか」と日本語ガイドのノコさんに尋ねると […]
バーラチャルで遊ぶノコさん 2015年8月15日から23日まで、チベットのアムド地方へ伝統医学スタディツアーに出かけた。ツアー初日、アムドの草原で、さっそくここは講師の出番とばかりに、ルクルを手に取った。これはゴマノハグ […]
ヒイラギナンテン 「災害時に問題となるのは、空腹と出血と下痢と熱と感染症、そして痛みです。これらに対応できるように都内にもっと薬草を植えましょう。」と、帰国後の講演会でいつも語っていた。当初は、ここで聴衆から笑い声が起こ […]
キハダ軟膏 信州・佐久市に住む知人(62歳)が、この地方に古くから伝わる家伝薬の思い出を語ってくれた。なんでも、小さい頃、喉が痛かったり咳が止まらないときは、佐久の岩村田の「ある家」にいくと、赤い塗り薬を足の裏に塗ってく […]
信州の風景 その村の名前も、家伝薬の名前も、その薬を受け継ぐ古老の御名前も、あえて記さないが、秘伝(チベット語でメンガ)とされる家伝薬がかろうじて現代に受け継がれ、そして山あいの小さな村で消え去ろうとしている、その物語り […]