第179回 サン ~銅の匙~
チリング村の風景 (4月23日から5月6日まで、風の日本語ガイドのスタンジンとともにラダック各地の伝統医を訪ねました。今回は「ラダック伝統医を訪ねて」シリーズの第2回です。) スタンジンの提案でチリング村へ出かけることに […]
チリング村の風景 (4月23日から5月6日まで、風の日本語ガイドのスタンジンとともにラダック各地の伝統医を訪ねました。今回は「ラダック伝統医を訪ねて」シリーズの第2回です。) スタンジンの提案でチリング村へ出かけることに […]
パンゴンツォ 奥の薄青い部分が氷結箇所 4月23日から5月6日まで、風の日本語ガイドのスタンジンとともにラダック各地の伝統医を訪ねました。今回から5回シリーズで「ラダック伝統医を訪ねて」を連載します。 29日早朝、ラダッ […]
ハクドン僧医 「アムチといえば僧侶(チベット語でタパ)」というチベット医学の理想像を体現している数少ない僧医の一人が、同級生のロカ・ダワである。名医を輩出することで有名なロカ地区(ラサ南方)の出身のことからロカと呼ばれて […]
治療風景 メンツィカン診察室に25歳くらいのチベット人青年が訪れた。彼は朝から何度も診察室を覗きこんでいて気になっていたのだが、ちょうど指導医のデキ先生がいつものように(第43話)席を外すタイミングを狙っていたようだ。研 […]
息絶え絶えに暗誦中の筆者 ゆとりの心が大切。そんなあたりまえの教訓が身に沁みたのは、他でもない、風のツアーガイドの仕事が切っ掛けだった。 風の旅行社と正式なお付き合いがはじまったのは2004年からだが(第5話)、2001 […]
妻が発見したキハダの木 信州、筑北村の山間地を車で走っていると助手席の妻が突然、「あれはキハダじゃない?」と叫んだ。確かに左側の寺院の境内にはキハダらしき大木が見え隠れしている。僕は車を止めると確認するために岩殿寺(がん […]
ラダックの風景 ラダック伝統医学ツアー(注)の初日、軽い高山病と喉の痛みに悩む僕はタルプ(第28話)の説明を参加者に簡単に済ませると、猛然とタルプを口に頬張った。タルプは四部医典に「肺の病を治す」とあるから喉にも効果があ […]
歴代のゲンダたち [左上:ゴンポ(1年時) 右上:ニマ(2年時) 左下:ペンパ(3年時) 右下:ジグメ(4年時)] ゲンダ、つまり生徒会長が決まらないとメンツィカンの一年ははじまらない。したがって、3月15日にメンツィカ […]
我が家の薪ストーブ 「むかし、むかし、おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に…」の柴が、薪にする小枝のことだと、みなさん知っていただろうか。僕は恥ずかしながらずっと「なんで芝生を刈るんだろう」と思っていた。
寮の廊下を歩く筆者 東京、豊島区にトキワ荘というアパートがあり、1954年から60年にかけて藤子不二雄、赤塚不二夫、石森章太郎、寺田ヒロオなど売り出し中の漫画家たちが数多く住んでいた。同じ夢を抱いたもの同士が、みんなで漫 […]
雪豹がでたダラムサラの道 日が沈んだ夜の7時ころ、メンツィカン寮に戻るとルームメイトのダツェが「いま、雪豹(チベット語でスィク)が周辺に出没しているらしい。夜に出歩くのは控えたほうがいいぞ」と心配そうに教えてくれた。雪豹 […]