湯ったり♪ ブータン石焼き風呂（ドツォ）を楽しもう | ツアー関連情報ブータン

ブータンで石焼風呂を楽しもう！

ブータン人は実はとってもお風呂好きの民族です。
天然の温泉もありますが、野外で石を真っ赤になるまで焼き、水を張った湯船に沈めて湯を温めて入浴を楽しむ「ドツォ」（石焼風呂）と言う習慣があります。

お風呂を温める石を焼くカルマさん（ポブジ谷にて）

焼けた石から出る遠赤外線の効果で普通のお風呂よりも温浴効果が高いと言われ、風呂から上がった後もしばらくは身体がポカポカしています。もともとは川原に穴を掘ってそこに湯船を作り、家族や仲間で楽しむ野趣溢れるものでしたが、最近はきちんと小屋を建ててプライバシーを保った形で楽しめるようになったので、我々外国人観光客も楽しめるようになっています。

風の旅行社では、旅行中にこんなところで手配が可能なので、お好みに合わせてご希望をお知らせ下さい。

1.ホームステイ　～ホストファミリーがおもてなし～

パロ、ポブジ谷、ジャカール、風の旅行社がお願いしているホームステイ先ではいずれも石焼風呂（ドツォ）の手配が可能です。ホストファミリー（主にお父さん）が準備をするので、時間があればお手伝いしてみましょう。手順も分かって興味倍増です。

基本的に小屋の中に洗い場はなく湯船には1人ずつしか入れないので、「身体を洗う」というより「汗を流す」ためや「温まる」ために入ります。（洗髪などは別途洗面器にお湯をもらってください）
追加費用はかかりませんが、時間も労力もかかるので1回の滞在で1回だけのご手配です。また、強風や荒天などの天候やホストファミリーの都合でご用意できない場合もあります。またタオル類はご自身でご用意下さい。

2.ホテル～家族やカップルにお勧め～

パロのホテル（特に高級ホテル）の中には宿泊客向けに石焼き風呂の施設を備えているところがあります。
例えば、風の旅行社がパロでよく利用するジャンカリゾートや、高級ホテルのウマ・パロなどにもドツォの設備があります。追加費用がかかりますが、湯船が大きいので2-3人が一度に入れますし、設備が綺麗でプライバシーが守られているのでファミリーやカップルでのご利用にお勧めです。
宿泊客はお部屋のバスタオルなどがそのまま使えるので、特別な準備は不要です。
(参考料金：ジャンカリゾート　1名の場合: Nu. 1100、2名の場合 Nu. 990 /人、3名以上: Nu. 880/人　1Nu.=約2円）

高級リゾート　ウマ・パロ

ウマ・パロのドツォ

ジャンカ・リゾート（パロ）

ジャンカ・リゾートのドツォ

3.入浴施設～ブータン焼酎も飲めちゃいます～

最近パロに出現したブータン版銭湯、もしくは健康ランド、その名は「エコ・ファーム・レストラン（ECO FARM RESTAURANT）」。

エコファームのドツォ

エコファーム

本来はレストランなのですが、ドツォの湯船が5つほど並ぶ小部屋が2つあり、シャワー、脱衣場が完備されています。レンタルのタオルや石鹸も揃っているので着替えを考えなければ基本手ぶらでOKです。グループに関係なく男女別で次々に入ります。
参考料金：入浴料1人800Nu.（約1500円、2017年4月現在。時期により変動の場合あり）

まず大量の石を焼きます