講座名:色とり鳥~日本の伝統色を探そう~ 東三河ふるさと公園
2020年3月20日(金・祝)
文●ツアーガイド:渡會 理絵(わたらい りえ)
山桜も咲き始めたこの日、日本の伝統色をさがしながら「いとをかし」なバードウォッチングをしてきました。
「和」を感じながら歩きたくて、リュックに帯締めもつけました(^^)
紅とび色のほっぺのヒヨドリ
《見つけた色♡》
- カワラヒワの胸…■鶯色(うぐいすいろ)
- カワラヒワの風切基部…■鶸色(ひわいろ)
- ヒヨドリの頬…■紅鳶色(べにとびいろ)
- オオバンのくちばし…■鳥の子色(とりのこいろ)
- カイツブリの頭部…■猩々緋色(しょうじょうひいろ)
- ツグミの風切羽…■黄丹色(おうにいろ)
- ジョウビタキの腰部…■蘇比色(そひいろ)
などなど、伝統色の図鑑や手製のカラーチャートを元に見つけました。
光条件や角度、個体によっても色の感じ方は違いますが、渡りの季節で鳥がやや少ないこの時期、伝統色に着目するといつもとはまたちがった楽しみ方ができました。
お昼は頂上で東三河を一望しながら、桜餅とお花見団子を一緒にいただきました♡
お花見団子
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
【今回確認できた鳥達】
カワラヒワ、ヤマガラ、ホオジロ、メジロ、ヒヨドリ、カイツブリ、オオバン、カワウ、ツグミ、ムクドリ、トビ、アオサギ、ウグイス(声)、コゲラ(声)、シロハラ、チョウゲンボウ、ジョウビタキ、ダイサギ、ハシボソガラス、セグロセキレイ 計20種