皆さん、クズザンポラー!
激辛も大好き山田です。
自他共に認めるラーメン好きの私ですが、辛い料理も大好き。某激辛ラーメン店の「北〇の火山」くらいならペロリです。ということで、激辛大国ブータンへ行ったからには、当然たくさんの激辛料理をおいしくいただいてきたのです。
まず、ブータン料理といえば「エマ・ダツィ」。エマは唐辛子、ダツィはチーズのこと。唐辛子をチーズで煮込んだ料理がこれ。ご覧の通り、香辛料としてではなく、唐辛子を野菜として食べるのであります。(詳しくはこちらの記事もご覧ください「旅のヒント●ブータン料理 辛い? 辛くない?」)
そもそもブータンでなぜ唐辛子を野菜として食べるようになったのかは諸説あるようですが、厳しい自然環境でも栽培でき、わずか量でも(辛いので)たくさんのお米を食べれるよう、このような食文化になったとか。とはいえ、ブータンの唐辛子はいわゆるブランド唐辛子(ハバネロ、キャロライナリーバー、ブートジョロキア)のような悪魔的な辛さのものではなく、基本的に辛い物が好きな方ならおいしく食べられるレベルのものがほとんど。具体的に言うと、辛さを数値化するのにスコヴィル値(SHU)というものがありますが、おそらく、20,000~50,000SHU程度のものかなと感じます。ちなみに日本の鷹の爪で40,000~50,000SHU。韓国のチゲなどに使う唐辛子が20,000SHU、有名なハバネロで100,000SHU、キャロライナリーパーはなんと2,200,000SHUだったりします。
ブータン人も外国人が唐辛子を自分たちと同じように食べられるなんて思っていないので、通常のツアーでは好きなものを選んで食べてもらうブッフェ形式のレストランでお食事をしていただいています。
ですから辛い物が食べれない方も安心してご旅行できるのですが、今回のように出張の場合、そうした気遣いは不要。ということで、ブータン人が食べに行くローカルレストランでの食事ばかり食べさせてもらいました。
一口に唐辛子料理といってもこれだけバラエティーに富んでいるのでローカルレストランをめぐっても飽きが来ることはありません。ただ、やはりこれだけ唐辛子を食べつづけているとさすがにお尻が・・・(汗)
個人的には「エマ・ダツィ」や「エゼ」がお店や家庭の味が顕著に出てくるので楽しんで食べられました。
とくに「エゼ」はお土産物屋さんでも購入可能なのでおすすめですよ。
ツアーの中でもリクエストがあれば、こうしたレストランにお連れすることも出来る(場合もある)ので、ブータンのローカル料理に興味のある方はぜひ、お気軽にお問い合わせください!