アンコール遺跡の魅力を紐解く“鍵”
旅人を魅了して止まないアンコール遺跡の数々。その本当の意味での魅力を、古代カンボジアの歴史や繊細にして華麗なクメール芸術から紐解く旅。
関根先生同行で、2019年1月12日(土)発の特別企画ツアー、「関根秋雄先生と巡るカンボジアの今と昔 ─プノンペンからクメール遺跡・芸術を巡る旅8日間─」のご予約を現在受付中です。
プノンペンにある国立博物館には、一体の人物像があります。その像は、カンボジア栄光の時代を築いた偉大な王、ジャヤヴァルマン7世その人の像です。
その優れた写実性と人間性に満ち溢れた高い精神性を含んだ大王像は、アンコール芸術の白眉であると同時に、アンコール遺跡を理解する上で外すことのできない作品です。
この旅の始まりは、皆さんにこの像を紹介するところから始まります。
カンボジアの位置
「アンコール・ワット」に代表されるアンコール遺跡群の本当の意味での魅力を知るためには、その背景となる古代カンボジアの歴史を知り、繊細にして華麗なクメール芸術を理解することが何より重要です。ヒンドゥー教や仏教、インド神話やインドの二大叙事詩そのどれもがアンコール遺跡に刻まれていることから、インド文明を理解せずしてカンボジアの歴史・文化は語れないといいます。
このツアーでは、風カルチャークラブの座学講座「インドを知る」シリーズ講師を務める、関根秋雄先生が同行しますので、詳しい解説も魅力です。
ツアーのポイント
バンティアイ・スレイ女神像
川岸に掘られた神々の彫刻
タプローム遺跡
1946年東京に生まれる。中央大学大学院博士課程を修了し、都立高校の世界史の教師として38年間在職。同時に2000年から中央大学文学部東洋史学科の非常勤講師として、南アジア史・東南アジア史を担当し2017年3月末に定年を迎え退職。
現在は、栃木県野木町に在住し、野木町国際交流協会理事及び相模原市を中心に活動する「インドシナ難民の明日を考える会(CICR)」副代表として、国際ボランティア活動を行う一方、「のぎ・歴史を歩こう会」を主宰し、街歩き、城めぐり等の活動を行っている。
主な著書
・『日本とのつながりで見るアジア4―東南アジアⅡ―』(岩崎書店 2003年)
・『世界史授業プリント―「世界史新聞」を生かす』(地歴社 2008年)
・『世界史授業シナリオ―黒板を大劇場に変身させるMPメソッド―』(地歴社 2012年)
・共著は歴史教育者協議会編の『知っておきたいシリーズ』(青木書店)に多数執筆
・翻訳 共著『アジア・美の様式(上・下)』(連合出版 1989年)
★6日目には、【アンコール・ワット朝陽鑑賞オプショナルツアー】もあります。
(最少催行人員5名、お一人様3,500円 所要約2時間 ※事前申込制)
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
※航空便が混み合ってまいりましたので、11月中のご予約をお勧めいたします!
ツアー詳細はこちら
関根秋雄先生と巡るカンボジアの今と昔
終了ツアー 【新企画】1/12(土)発 プノンペンからクメール遺跡・芸術を巡る旅8日間