ラオスの気候

国土は内陸に位置していますが、気候は、熱帯モンスーン気候に属します。

全国的に雨季と乾季があり、雨は5~10月の雨季にほぼ集中して降ります。雨季でも1日中降り続くことはめったにありませんが、概して南に行くほど雨量は多くなります。それに対して11~4月は乾季で、雨がほとんど降りません。

気温も南部低地より北部山岳地帯に行くに連れ方が低くなっています。中部、北部のメコン河沿いの平野部(ビエンチャン、ルアンプラバーン、パクセーなど)も冬は15度前後まで冷え込みますので暖かい服装をご用意下さい。

乾季の中でも3月中旬~5月中旬は暑季と呼ばれ最も気温が高くなり、暑さは夜まで続きます。4月がもっとも暑い月で40度近くになることもあります。




ベストシーズンはいつですか?

目的や年によって変わってきますが、一般に雨が少なく、暑さも厳しくない乾季(11月~3月上旬)が旅行しやすいベストシーズンです。但し、乾季でも日本に比べて日中は十分に暑いですし、逆に12~1月の北部山岳地帯(ルアンナムター、シェンクワン、サムヌアなど)の朝晩は10℃を切ることもあります。寒暖差にご注意下さい。

雨季も旅行できますか?

雨季でも一日中降り続くことは珍しく短時間にザーッと降った後晴れることも珍しくありません。逆に、この時期は緑が濃く、農村も活気があり、暑さも和らぎ、果物もおいしい季節です。まったくないとは言い切れませんが、最近は交通機関に支障でるほどの大雨ことは珍しく、トレッキングなどアウトドアツアー以外のご旅行は可能です。