‘旅行中に食べた、あのおいしくてカラダに優しい韓国料理を、日本に帰ってからも食べたい!’
下見出張のときに、「自分でも作れるようになったら嬉しいな~」と思ったわたしは、ツアーとして企画化する際に、少々無理を言って「料理体験」を盛り込んでもらいました。
KAZEのツアーでは、ローカルなスーパーに立ち寄ることはよくありますが、実際に料理を作る機会はほとんどありません。20代の頃はあまり、帰国後に「現地料理を作りたい欲」はありませんでしたが、歳を重ねるにつれ、「料理欲」が沸々と湧いてきたのです。
こだわりポイントとしては、
①医食同源の美味しい料理を各地で食べる
②行程の終盤に、ごく普通の一般家庭にお邪魔して、家庭料理を習う
③料理を習った後に、ローカルなスーパーや市場で食材や生活用品を買う
という流れ。
これを、ツアーに盛り込んだところ、ものすご-く大好評!
今回の料理教室では、「プルコギ」と「チヂミ」を作って、お昼ごはんとしてみなさんで一緒にいただきました。
レシピをみれば、おおまかに真似て作ることはできますが、ただ2次元の紙の情報で作るのと、実際に目で見て鼻と舌で覚えた実体験を元に、料理するのとは大違い!
いずれも、韓国では様々な作り方がありますが、一番シンプルな作り方を習ったので、日本でもすぐに実践が可能。
実際に、参加された方からも、
『帰ってから、海鮮チヂミを作り、五味子茶やゴボウ茶を飲み、キムチを食べ…と、暫く私のマイブームは韓国になりそうです。』『朝はできるだけコチジャン入りの雑炊などを食べるようにしています』
『体にいい食事って本当に元気にしてくれるなあらためて思いました。体質改善ゆっくり頑張ります。』
と、旅の後も、韓国料理が多くのみなさんにとって、身近な存在となっているようです。
「食べるものは全て薬となり、健康な体をつくるもととなる」という「医食同源」の考え方に基づいて作られている韓国料理。韓国料理は本当の意味での、健康美食。
今回の旅を通じて、いままでの誤った(本来の体質には合わない)食生活を見直す、良いきっかけになったようです。
次回、春のツアーでは旬の山菜も味わいます。
独特の苦味や風味をもつ春野菜は、春の香りを運び、私たちの体調を整える手助けをしてくれます。
四季折々の自然界の気を、食を通じてとりこむといった目的で、韓国では山菜を好んで食べるそうです。
春、芽吹きのパワーを五感に摂りこみ、カラダの内側から元気にしていきましょう!
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