カンボジア、タイ、ブータン、ネパールをぐるっと周って来ました PART1

つむじかぜ166号より


1/12、バンコク経由でアンコール遺跡の街、シュムリアップに入り3泊、1/15からバンコクで2泊、1/17にはブータンのティンプーに行き3泊、最後は、パロからカトマンズにヒマラヤを望みながらドゥルクエアーで飛び3泊しました。こんなに短期間で一編に4カ国も回るのは、私も初めてでしたが、その国の雰囲気を肌で感じ、その感覚が残っている内に次の国を訪れ、全く違う空気に浸る。これって、凄く面白いですね。

でも、決して観光に行ったわけではありません。弊社の支店の現地の社長やスタッフと、じっくり話をする、これが大きな目的です。帰ってきたら、「毎日呑みですか?」と案の定、スタッフから言われましたが、確かにその通りです。しかし、あくまで仕事です。時には、シビアーな話もありますが、結構、楽しい仕事です。私に許された数少ない特権かもしれません。でも、夜は10時ごろには切り上げて、翌朝は、9~10時のスタートですから、実は、東京の普段の生活より遥かに体は楽なんです。

カンボジアでは、プノンペンに行けなかったのは残念でしたが、念願のアンコール遺跡を僅か一日でしたが見学できました。え?観光に行ったわけじゃないと言ったのに観光しているじゃないですかって。いやいやこれも仕事です。

それにしても、アンコール遺跡は想像以上でした。ガイドをしてもらった22歳のヴィサール君は、とてもまじめで好青年でした。やっぱり、ガイドの印象が、イコールその国の印象になりますね。シュムリアップの街からアンコール遺跡まで車で30分ほどですが、彼は、車の中でラーマーヤナを20分ほどにまとめて話してくれました。アンコール遺跡も、ヴェーダやラーマーヤナ、そしてヒンズー教の神々のことを少しでも知っていれば、大変興味深さが増します。ちょっと勉強不足だったなあと反省しました。

クメール遺跡は、カンボジアだけでなく、タイ、ラオス、ミャンマー、ベトナムなどに広がっています。その歴史を紐解いてみたくなりました。そして、ヒンズー教徒の多い国、ネパールのスタッフたちがアンコールワットを見たらなんと言うかなあ、見せてあげたいなあ、としみじみ思いました。
(つづく)

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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