小笠原に行ってきました。

つむじかぜ211号より


片道25時間半の船旅は、この忙しい時代に似合いませんが、ゆっくり眠れることこの上ありません。しかし、この小笠原丸の長時間におよぶ「船旅」が、小笠原への観光客を遠ざけている理由にもなっています。

なんとかこの小笠原丸を改造し、快適な25時間半に出来ないか、そんな提案を様々な人々が機会あるたびに行なっています。きっと近々リニューアルされるものと私は期待しているのですが・・・。

ただ、25時間半の船旅を貴重な「経験」としてみなさんの人生に加えてみる、そんな捉え方もあります。かつて、修学旅行で小笠原へやってきた高校生は、一人残らず旅行記にこの船旅のことを「経験」として取り上げていました。今、浜松町でこの原稿を書いています。まだ下を向くと揺れています。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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