新年のご挨拶

*風のメルマガ「つむじかぜ」561号より転載


新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、お引き立てを賜わり厚く御礼申し上げます。

弊社も今年で創立から25年目を迎えます。これもひとえに皆様のお陰と深く感謝申し上げます。スタッフ一同、心新たに旅づくりに取り組んで参りますので、何卒、ご支援のほどお願い申し上げます。

振り返ってみますと、21世紀に入ってからは、大きな事件が何故か続発しています。弊社に関係するものだけでも、2001年6月ネパール王宮乱射事件、同年9.11米国同時多発テロ、11月ネパール非常事態宣言、2003年SARS、2008年9月リーマンショック、2011年3.11東北大震災、そして昨年に入ると、3月チュニジアテロ、4月ネパール大地震、11月パリ同時多発テロと続きました。

また、こうした事件以上に大きな出来事といえば、インターネット社会の到来でしょう。様々な分野でビジネスの形態が変わりました。世界もずっと狭くなり、グローバル化ならぬ世界のインターネット化で一極化が進んでいます。その結果、amazonやGoogleのような新たな超巨大企業が世界を席巻するようになりました。

しかし、そんな世界は、私には、どこか脆く映ります。世界は、様々な個性が共存し合う方が強いと思うのです。どんな大きな力も永続はしません。崩れるときは、大きすぎると取り返しのつかないことになります。3.11の原発事故がその警告かもしれません。

旅行も、インターネットで情報の伝達速度・範囲が大きく変わり、流通形態も大きく変わりました。しかし、旅はリアルです。人と人のコミュニケーションなしに旅は成立しません。バーチャルな旅もそのうち出てくるのかもしれませんがインターネットの世界で完結することはないでしょう。

さあ、今年も、元気にリアルで素敵な旅づくりに邁進いたします。
どうぞ、本年も、よろしくお願い致します。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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