*風のメルマガ「つむじかぜ」569号より転載
十六穀米を食べるために「やよい軒」で昼食を食べるようになった。「やよい軒」では昨年の9月1日(火)から、定食・朝食のごはんを十六穀米に変更できるサービスを始めたとのこと。なかなかの評判らしい。白米と違っておかわりができないから“損”ということにもなるが、ダイエットには丁度いい。
ネットで調べてみると「やずやの発芽十六雑穀」には、“発芽もち玄米/発芽はだか麦/胚芽押し麦/発芽青玄米/発芽もち黒米/もち米粉末/貝カルシウム/発芽もち麦/発芽ハト麦/発芽もち赤米/発芽もちきび/大豆/発芽もちあわ/発芽小豆/発芽ひえ/青大豆/黒大豆/発芽とうもろこし”が入っている。
「やよい軒」の十六穀米に何が入っているかは知らないが“豊富な食物繊維とミネラルの効果”は変わらないだろう。そのせいだろうか。下痢が減り通じが格段改善された。加えて、意外にもおいしくて腹持ちもいい。
それでも、どの定食にするかを結構迷う。低糖質にするにはどうするか。甘いたれがかかったようなものは避け、かつ、たんぱく質も取りつつ野菜も食べなくてはならない。これがなかなか難しい。揚げ物を避けるとやっぱり焼き魚になってしまう。たまには、好物のラーメンを食べたくなるが我慢である。
話は別だが、続けて同じ店に行っていると、あれこれ見えてきて気になることも出てくる。昼時は、結構満席になり少し待つことになる。座って待つ場所はないので店内に立って待つのだが、店員が、何とかウェイティングを出さないように心がけ、一人ならカウンターへと席を上手く誘導するので5分以上待つことはあまりない。
しかし、私たちお客の側がもう少し混んでいることに配慮すれば、ウェイティングそのものがなくなるように思う。というのは、何人かでテーブルを占めたお客が、食事が終わっても延々としゃべっている姿をよく見る。なんであんなことが平気で出来るのだろうか。私は話さなくてはいけない場合は、ゆっくりしても大丈夫な店を最初から選ぶ。それができない場合は喫茶店に移動する。
愉快なことに「ウェイティング解消しました」こんな大きな声が店員同士で交わされる。「待っている人が居ますから終わったらお帰りください」と言っているに等しいが、効果はいまひとつだ。そんなことを気にする神経があるなら、最初から食後居座ったりはしないだろう。
16穀米で思い出すのは、ブータンの赤米(あかまい)だ。色はもっと薄く、粘りけがなくぱらっとしている。幾ら食べてもお腹が膨れないとばかりにブータン人は山盛りで食べる。きっと“豊富な食物繊維とミネラルの効果”があるに違いない。
そういえば、ブータン人で太った人は余り見かけない。赤米は太らないということか。否、唐辛子ダイエットなどというのもあったから唐辛子の効果か。ああ、いかんいかん。エマダツィ=唐辛子(エマ)のチーズ(ダツィ)煮込み、を思い出すと生唾が出てくる。量こそがすべてのダイエットの敵である。ガマンだ!
★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。