*風のメルマガ「つむじかぜ」616号より転載
“つきのいえ”からWi-Fiがつながるようになった。かつては、電気もなかったネパールの山村から、今は、こうしてiPhoneでメールができてしまう。良いか悪いかはともかく、地球は確実に狭くなっているのである。
それにしても、この”つきのいえ”を造った比田井博(※編集部注:風の旅行社の創業者。故人。)が聞いたらなんというだろう。”止めろよ!”と一喝するかもしれないし、面白いとその活用方法を考えるかもしれない。でも、比田井なら”折角ネパールの村にきたのだから何もかも忘れてのんびりしたら”というような気がする。私だって、そう思わなくもない。
しかし、世界中どこにいても繋がっていたい、それが今流。それはそれで良いことだ。ここを訪れた人々が臨場感豊かに多くの人に”つきのいえ”のよさを伝えていただけたら幸いだ。
残念かな、もやって今日はヒマラヤがみえないが、つきのいえのダルバートはいつ食べても美味い。さあ、五右衛門風呂に入って夕食にしよう。
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