夜中の電話…はて、誰だろう?

砂丘を駆けおりる!

先日、深夜24:00に近い時間帯に私の携帯に見慣れない番号から電話がかかってきました。

とりあえず、出てみると「あっ! ほんとに出た! どうするどうする!?」という賑やかな声が聞こえてきました。
私が「どなたですか?」と聞くと、「私です! ○○です! 竹さん(竹嶋のニックネーム)ですか? 今みんなと△△ちゃんの家にいるんです」という返答が。
これで事態が飲み込めました。先日私が添乗した、学スタ・モロッコツアーの参加者のみんなからでした。
なぜ、個人の携帯番号を知っているかというと、現地でのフリータイムなどで緊急事態が起こったときようにガイドの連絡先の他に、便宜上、自分の携帯番号やそこへのかけ方を知らせておく場合があるのです(場合によってですが)。

間もなく帰国の前に現地スタッフとパチリ

学スタのツアーは現地貢献型の内容を多く組み込んでいるので、ツアーの特性上、参加者みなさんはもちろん、添乗員やガイドや村人も巻き込んで一緒に準備や作業をするという時間を多く持てます。それらのことは、参加者同士の友情や仲間意識を旅の最中だけではなく、帰国後も旅仲間という連帯感が続く場合が多いです。今回真夜中に(苦笑。)電話してきてくれた、彼ら彼女らもそうでした。
「今みんなで、たこ焼きパーティーしているんですけど、竹さん来れますか?」
「今どこだっけ?」
「大阪です!」
「いけるか!!(笑)」

帰国した後もお互いに刺激し合い、集まることができる「仲間」が出来上がっていく様を共有できることは、添乗員として、いや、旅を提供する立場の一人間として、この仕事をしていて良かった、と素直に感じることができる瞬間でもあります。

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