みなさん、サインバイノー?
モンゴルでは最近、ウランバートル市の人々に「信号を守ってもらう」ようになりました。
モンゴルは社会主義から民主主義に変わって23年間立ちました。
社会主義時代はウランバートル市の人口や車が少なかったのですが、民主主義に変わって、国際交流や直接交易が自由になってからは、人々が色々欲しがって消費が増えてきたことによって、車の台数が急速に増えてきました。
モンゴル国の民主主義はまだ歴史的に浅く、急に増えてきたウランバートルの人口や大渋滞をどうしたらいいのか。いい方法がまだ見つかっていません。
車がだんだん増えてくるにつれて、交通ルール守る人が少なくなり、信号無視をして道をわたる人が増えました。その結果、交通ルールの無視による事故が多くなり、さらに、そのなかでも子どもが事故に遭うことがとても多いです。
最近は渋滞や事故を少なくするため、横断報道のところに管理人さんがいて、正しく、自動車の信号が「青」信号の時は歩行者を止まらせて、「赤」信号の場合車を止まらせて歩行者を通らせています。
信号のところで管理人さんが付くようになって3週間しか経っていないですが、ウランバートル市の事故が5パーセント減ったといわれてます。子どもたちも安全に道を渡れるようになりました。
横断歩道の管理人さんは最初はボランティアの人でしたが、今は政府からお金出して働いてもらってます。
この管理人さんの1日間の給料は1万5千tg(日本円で約880円くらい)で、暑いときも寒いときも頑張って働いてくれてるのに、生活するにはまだ十分足りないお金なのですが、ウランバートル市の交通安全のため貢献してるから、市民はみんなありがたい気持ちをもってます。
モンゴルにツアーで来たお客さまやモンゴルで暮らしてる外国人にとって、信号を無視して道路を横断するのは大変だったようですが、これからそういう心配がなくなりそうですね!
おわり