強い信頼関係で結ばれたイヌワシと競技に挑む男たち
祭典が行われる場所、バヤンウルギーとは
アルタイ山脈やロシア国境も近いウランバートルの西方約1,300km、首都よりも1時間の時差があるほど離れているモンゴル最西端の県バヤンウルギー。アルタイ山脈のモンゴル国内最高のフィティン峰(4,374m)を擁するこの地には、騎馬民族の末裔・カザフ民族が伝統を守りながら暮らしています。
両翼を広げると約2mもあるイヌワシを使った冬場の狩り(鷹狩り)や、2本弦の伝統弦楽器ドンブラで、その独自の伝統を広く知られるようになりました。
イヌワシ祭 Golden Eagle festival
鷹匠がひしめくバヤンウルギーで一番の鷹匠は誰なのか。毎年行われる鷹匠祭りで鷹匠たちは己の名誉をかけ、強い信頼関係で結ばれたイヌワシと共にこのお祭りに挑みます。騎馬祭で行われる競技の他にも、イヌワシを使った鷹匠競技も加わった大きな祭典です。また、この祭典の日程合わせた講師同行のツアー(9月)では、この祭りで行われる競技に出場する高名な鷹匠一家にホームステイ(4連泊)しますので、祭りの応援にも力が入ります。
鷹狩りとは?
祭典で観戦できる主な競技
※この他にも、「誰が一番かっこいいかコンテスト」や、即興歌競技なども行われ、祭を盛り上げます。
NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長。
文化人類学や宗教人類学を専門とし、モンゴル地域のフィールドワークを20年以上に亘り行い、シャーマニズムやツァータンの生活の研究を中心に、カザフの文化研究やタヒ管理センター支援、ゴビ地域へ馬頭琴を届ける活動などを行っている。近年、活動の範囲は音楽や芸術、写真などにも及び、日本国内でコンサートや写真展なども精力的に開催。『もっと知りたい国モンゴル』(心交社 2009)の他、共著多数。
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