添乗ツアー名 ●モンゴルの大草原で星空観察5日間
2019年8月31日(土)~2019年9月4日(水)
文・写真 ● 山田基広(東京本社)
今年で4回目となったモンゴル星空観察ツアー。星空解説員は昨年につづき、某プラネタリウムの人気解説員にして星空メッセンジャー佐々木勇太氏。今回はさらにKOWAさんより機材協力を頂き、土星の輪っか、木星の衛星、星雲に2重星など満天の星空+すこし遠くの宇宙も楽しんできました。今回はこのツアーの魅力をおさらいします。
日本よりずっと高確率で晴れます
8月のモンゴルの降水量は梅雨の開けた同時期の東京の3分の1程度。天気の事ですから確約は難しくても日本で星を見るよりは安定して星空観察が出来るのがモンゴルの良いところ。特に「ほしのいえ」のある草原は高い山がなく雲が滞留しないので雲があってもすぐに流れてしまうのもポイントです。満天の星空に大いに期待してください。
昨年の添乗報告記でもモンゴルで星空を観察するメリットについて触れていますのでこちらも参考にどうぞ。
ワークショップで星座に親しむ
ツアー参加者の9割は天文好きというより、満天の星空が観たいだけの方や、星は好きだけど星座が分からない方。なので講師の佐々木氏は「北極星の探し方」や「夏の大三角の探し方」など小学校で学ぶような基本からちゃんとワークショップをスタートしてくれます。
また、スライドを使って代表的な星座の話やどんな姿なのかなど詳しく解説してくれます。夜になり本物の星空でもプラネタリウムのような解説を聴きますが、日中のワークショップのおかげで夜空を見上げた時に星座のイメージがぐっとしやすくなるのが嬉しいです。
天体望遠鏡ですこし遠くの宇宙に触れる
天体望遠鏡を用意していますので憧れの惑星を覘いてみましょう。土星の輪っか、木星の4つの衛星など観たことがない方も多いはず。「銀河鉄道の夜」にも登場する“白鳥のくちばしの2重星”、漫画「北斗の拳」に登場する“死兆星”アルコル、日本では“すばる”という名で有名なプレアデス星団や、我々が暮らす天の川銀河に最も近いアンドロメダ銀河など天体望遠鏡を使ってよりはっきり観てみるのも楽しいものです。
星空と一緒に記念撮影などして遊ぶ
観察の合間には毎年恒例の記念撮影会。ちょっとしたコツで星空をバックに記念写真が撮れちゃいます。
ツアー中には星空撮影のやり方もレクチャーしますからぜひ、カメラ片手にご参加下さい。
すでに来年(2020年)の日取りも確定しています。今年ご参加いただけなかった方も1年かけてお休みの調整を是非お願いします!