マラケシュから17km。車で約30分のところにある「タムスロヒト村」では、多くの職人が住んでいる村です。マラケシュのスークで売ってる雑貨もこの村で作っていることもあり、30年くらい前のマラケシュのメディナのような雰囲気です。
30年前のマラケシュメディナの雰囲気
路地には賑やかな子供達の声が響きます
今回は村の中にある手しごとの現場を案内してもらいました。
まず最初は、民家にお邪魔して、カゴバックや刺繍をしているところへ。
民家での手仕事の様子はこちらの動画をご覧下さい!(約30秒)
そして次は、機織りの工房や裁縫工房を見学しました。どこの工房も暖かく迎えてくださり、モロッコの手しごとを目の前で見せていただきました。
人気のカゴバックはマラケシュのスークでたくさん売られてます
1つ1つ刺繍を施されます
機織りは力仕事なので男性の仕事
質のいい織物は、マラケシュの高級ホテルにも使用されてます
工房兼店舗になっているところは、隣の部屋で丁寧につくられた商品をその場で買うこともできます。センスのいいストールやリネン類はフランスのお店でも売っているとのことです。
またこの工房はCoopérativeという共同組合を作り、国からの支援を受け村人が働く場所としても役立っています。
たくさんの女性達の手しごと
工房の横で商品を選ぶこともできます
マラケシュのスークでは、たくさんの商品を見ることができますが、
実際、どうやって作っているのか知ったあとでは、同じ商品でも違ったものに見えるはずです。
この村では、みなさんも刺繍を体験することができます。
心に残る旅のお土産として、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?