昨日はアジアのあちこちで元日のお祝いがありましたね。中国ではPM2.5を心配して、花火や爆竹の自粛を呼びかけていたそうです。モンゴルでは旧正月を「ツァガンサル」といいます。もう12年も前になりますが、フブスグル県の小さな村の友人のゲルでツァガンサルを過ごしたことがあります。大掃除をして、除夜の鐘を聞きながら年越しそばを・・・というのが日本の大晦日の過ごし方ですが、モンゴルではツァガンサルの準備としてボーズと呼ばれる蒸し餃子を大量に作り、羊をゆでたものなどをテーブルの上に並べます。
親戚中が大集合し、帽子をかぶって正装をし、年長者に初めに新年の挨拶をし、そのあとそれぞれ全員と挨拶を交わします。ゲルの中は挨拶をしあうためにごった返します。写真はツァガンサルの記念で撮りました。人数が多すぎて収まりきらないので、女性陣のみがずらっと並んでいます。