先週木曜日、オフィスから出た私の携帯電話に慌てたメッセージが入ってきました。「すみません!ウズベクおじさんが木っ端微塵になりました!」どうやら飾っていた陶器の人形が落ちて割れたようです。
このウズベクおじさんは、2年前にウズベキスタンで出張した際にいたただいたものです。持ち帰る際に、手荷物で機内持ち込みにしたために、セキュリティチェックのベルトコンベヤに乗せた時には訝しげに見られ、経由地で椅子に座らせて待たせてるときには、横に座った外国人に不思議そうに見られたりしながら、はるばるタシケントから大阪にやってきたものです。2年間大阪オフィスに飾っていたのですが、時々やってくる子供達の人気ものでした。
そんなウズベクおじさんも、いつしか歳を重ねてきっと役目を終えたのでしょう。
連絡を受けたあと「木っ端微塵っていっても、そんなに粉々には割れないだろう」と思っていたのですが、それはそれは木っ端微塵でした。持ち帰る途中で割れたいたらと思うと、ちょっとひきましたが、見事な割れっぷりは天晴れでした。