お隣同士の国イランとアゼルバイジャン。アゼルバイジャンはトルコ系民族の国。16世紀、『世界の半分』と称えられ繁栄を誇ったサファービー朝ペルシアの支配下にあったが19世紀ロシアに併合され、その後、ソ連の社会主義共和国の1つを構成。ソ連時代、宗教活動は制限され、イランとは対照的な道を歩んでいるようにも感じられます。今アゼルバイジャンはカスピ海油田という資源をもって経済は発展。大阪と万博の誘致をめぐってしのぎを削っています。イスラムの規律もゆるやかで、おいしいワインもありますし、首都バクーでは、町を歩いていても女性が顔や肌を隠すようなことはありません。そのためか中には厳格な教義の国で不自由を感じている若者が羽目をはずしに来て困っているという話しも聞きました。