この写真はたぶん15年位前のモンゴルの冬の写真です。
久しぶりに真冬のモンゴルに行こうかと計画していて、写真を見返していて見つけました。緯度が高いモンゴルなので、夏はかなり早い時間から空が白み始め、夜も21時頃まで明るいのですが、冬の今は8時30位に日が出て、17時過ぎには暗くなるので、日照時間もぐっと短くなります。ちなみに最高気温-25度 最低気温-31度 「晴れ」が本日の気温です。
草原で暮らす遊牧民の人たちは、北風を避けるように山の麓に冬営地に移動しています。気温だけ見るととっても寒いのですが、ゲルの中はストーブのお陰で薄い長袖でも暑いときもあります。
夏場は搾乳や乳製品作り、家畜たちに草を食べさせるための番などで朝から晩まで忙しい遊牧民の人たちも、冬場は仕事量が減った分、ゲルの中でのんびりとする時間も多くなります。日本にいると難しいであろう「1、-30度の寒さ」「2、冬に生まれる子羊・子ヤギに会う」「3、遊牧民の冬の生活」を体験して、皆さんにまた報告したいと思います。お楽しみに!!