今回はマスジェデ・ナスィーロル・モルク(通称ローズモスク)です。旧市街の路地裏にある小さな建物。池のある中庭を囲んだ建物には南北にエイヴァーン(天井がアーチ状に作られたイスラム建築の入口)があり、名前の通り、壁やアイヴァーンバラが描かれたタイルが多用されていて、建物全体を淡い雰囲気にしています。
中でも一番人気は朝日が入る西の礼拝堂。ステンドグラスが堂内に照らし出す色とりどりの光が美しいと評判です。旅人たちは光の中にたたずむ姿を撮るのが「映える」らしく、順番待ちもよくあります。オフシーズン(12~3月)は狙い目かもしれませんね。