ウズベキスタンの首都タシケントは人口約300万人、「中央アジアの首都」と称される大都市で2000年以上の歴史のある街です。現在は近代的な街並みに変わっています。そんなタシケントでお勧めの観光とランチをご紹介します。
中央アジアで最初の地下鉄へ乗車
タシケントの地下鉄は1977年に開業しました。一部の駅ではテーマが設けられ、テーマごとの内装やデザインになっています。以前は撮影が禁止されていましたが、2018年に突如写真撮影が解禁になり、今では素敵な写真撮影ができるスポットになっています。風の旅行社のツアーでは、タシケント観光時に地下鉄乗車体験を行っています。いくつかの駅を見学しながら、お気に入りの駅を見つけるのも楽しいですよ!
宇宙をテーマにしたレリーフが飾られ、構内は青色に彩られているコスモナウトラル駅はウズベキスタン線の真ん中あたりの駅です。
アリシューイ・ナヴォィ駅はイスラム宮殿のような美しく優雅な内装です。
車両はちょっぴり年季の入ったものが多く、レトロ感に溢れてます。勢いよく閉まるドアもあるので、乗り降りには挟まれないようにご注意くださいね。
中央アジアプロフセンターでランチ
プロフとは大きな鍋でお米、綿や羊の油、にんじん、たまねぎ、肉を入れてゆっくり炊き上げ、サフランで味付けしたお米の料理です。豆やレーズンなどもたくさん入っていて、甘いものもあります。地方や家庭によって味が違い、また行事によっても様々な種類のプロフがあります。おもてなしの料理でもあり、家長が料理しふるまうことも!
ここ中央アジアプロフセンターでは、何種類かのプロフメニューがあり、選ぶことができます。少し疲れた胃にもやさしいオリーブオイルで作ったあっさり味のプロフをいただきまました。
またここではタシケントのナンも焼いています。切り込みがあり、中がふっくらしているのが特徴です。
タシケントで楽しめる色々なこと
チョルスーバザール
チョルスーバザールは中央アジア最大級のマーケットです。青いドームのメインビルディングの中は、1階がお肉や乳製品類、2階がドライフルーツやナッツ類の売り場があります。周りには野菜や果物、日用品なども売られ、じっくり見ると数時間かかるほどの広さです。時間に余裕のある方におすすめの場所です。
ナヴォイ・オペラ劇場
有名なナヴォィ・オペラ劇場のレリーフには、日本兵の功績がたたえられています。劇場内の見学は、事前のチケットの入手が難しいため、当日、時間と空席のタイミングがあえば、公演チケットを購入し中を見学します。
日本人墓地
市街にある日本人墓地には強制労働によってこの地へ連行された方々が眠っています。墓守さんによって綺麗に掃除されており、春には桜が咲き誇る墓地です。
ウズベキスタン工芸博物館
ロシア公使の私邸だった建物を利用した博物館で建物自体も美しいです。スザニのコレクションが充実していることでも有名な博物館でもあります。館内に併設されているショップで販売されているものも丁寧な作りで、手しごと好きな方には訪れていただきたいスポットです。
旅行の最終日に訪れることの多いタシケントですが、見どころも多くあるため「ここは外せない!」ポイントに絞って観光やお食事を楽しんでいただくとよいでしょう!