在ネパール日本大使館より 1/28

在ネパール日本 大使館からのお知らせ

1月28日
【タライ地域の治安の悪化】

1.東部、中部タライ地域の治安の悪化

(1)東部、中部タライ地域では、タライ人民の権利フォーラム
(マデシ・ピープルズ・ライト・フォーラム)によるタライ地域の権利要求、暫定憲法に対する抗議行動から端を発した通行車両、政府関係施設に対する放火、治安機関との衝突(発砲も含む)、マオイストとの衝突等が発生し、多数の死傷者が発生する等、同地域の治安情勢が悪化しています。
政府は治安機関による規制・制圧、外出禁止令(一部の地区では、昼間帯も発令)を発令する等して対処していますが、対象地域が徐々に拡大し、さらに地元住民が参加して暴徒化しているケースもあり、依然として沈静する兆しが見えていません。

(2)従って、治安情勢が改善するまでの間、下記地域への渡航は控えてください。
また、インド国境(カカルビッタ、ビラトナガル、ビルガンジ等)からネパールに入国する際も影響を受ける可能性がありますので、陸路による入国も控えて下さい。
なお、状況によっては、下記地域からさらに拡大する可能性もありますので、最新情報の入手に努めて下さい。

2.対象地域
(1)東部タライ
●モラン郡、スンサリ郡、サプタリ郡、シハラ郡
(2)中部タライ
●ダヌシャー郡、マハッタリ郡、サルラヒ郡、ラウタハト郡、バラ郡、パルサ郡