一見、いつも通りのカトマンズ市内
ナマステ!
今回の大地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。負傷者達もいますがその方々が早く元気になることを心より願っています。家が壊れて住めない状態の人々もいますが、屋外でテント生活をしています。早く元通りになればよいと思います。日本含めて海外からも支援が沢山届いています。皆さんから多くの励ましを受けました。大体のところに支援が届くようになっています。
今回はネパール各地の現在の被害状況をお知らせします。
トレッキング・エリア
【エベレスト方面】
雪崩が起きた日のエベレストベースキャンプ以外は大きな事故はなかったのですが、クムジュン村、クンデ村とペリチェ村の家や山小屋は、壊れて人が住めない状態だそうです。ルクラからナムチェバザール、シャンボチェ周辺は大きな被害はありません。
【アンナプルナ方面】
地震の影響はありましたが、大きな事故がなかったのです。ジョムソンで何軒の家が少し地面の中に沈みました。他に問題はなさそうです。「つきのいえ」や「はなのいえ」も大丈夫です。
【ランタン方面】
地滑りでやられました。特にランタン村です。ランタンの村人も160人が亡くなったとの事です。まだ地滑り続いてるようです。未だに外国人も何人かが行方不明になっています。
【マナスル方面】
地震で外国人が行方不明になっています。
今年もエベレスト登山は、中止になりました。大地震が起きた日、エベレストベースキャンプでも地震が起き、その後すぐに雪崩が起きました。その事故で20人が亡くなり、沢山の人が負傷者しました。負傷者達はヘリでカトマンズまで運ばれ、病院で治療してもらいました。それでも元気な方々はベースキャンプで登頂を願っていました。残念ですが、地震の影響が強く今年も中止になりました。来年こそ良い年でありますように祈ります。しかし、エベレスト方面、アンナプルナ方面や東のカンチェンジュンガ方面のトレッキングは問題ありません。
カトマンズ盆地
カトマンズのホテルは80%くらい大丈夫です。私達が良く使ってる、風ダルバール、ラディソン、マーシャンディ、ガンジョン、ポカラ方面のホテルなどはいつものように営業しています。一番上の写真は、スワヤンブナートから見たカトマンズです。新しい建物は地震の被害が少ないです。他にも被害が少なかった観光地の写真も送りします。皆さんどうぞご覧ください。
カトマンズのカーラ・バイラブ像
パタンのゴールデンテンプル
カトマンズのタレジュ寺院
パタンのクリシュナ寺院
バクタプルのニャタポラ寺院
ボダナートのストゥーパ
パタンのシッディ・ナルシン王像
ネパール大地震の影響で全国の死者の数は8,000人くらいですが、もっと増えると思います。まだ行方不明の数は数千人に上っています。カトマンズ盆地の3箇所の世界遺産は、元通りになるのには時間がかかると思いますが、ネパール全体が被害にあったのではありません。チトワン、ポカラ、ルンビニ等は、問題ありません。現状を含めて見に来てください。みんなが力を合わせて頑張っている姿を見に来てください。皆さんとネパールでお会い出来る事を楽しみにしています。
これからもどうぞよろしく。ネパールのホムより。
※担当者注:旅行の安全が確認できる地域から、順次ツアーを再開して参ります。詳細はお問い合わせください。
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