北アフリカ大陸横断 27日間

~エジプト・リビア・チュニジア・アルジェリア・モロッコ編~

ツアーコースの特徴

エジプト、リビア、チェニジア、アルジェリアまでは陸路で走ります。初の試みです。その後は飛行機で移動し、モロッコを加え、北アフリカの地中海沿岸のアラブの国々すべてを制覇します。

今回の舞台となる北アフリカの2月後半から3月は、花が咲く季節です。数多くのローマの遺跡、メディナやカスバ、それに広大なサハラ砂漠と見所も豊富です。バス旅のメインは、各地停車の旅。観光地は主要な見所に押さえつつ、道中の景色や各地の人々とのふれあいを大事にしていきます。

北アフリカ地図

エジプト

エジプト

エジプトは、ほんのさわりの部分だけ。カイロでギザのピラピッド、スフィンクス、太陽の船博物館、考古学博物館を観光します。

その後は、リビアの国境に近いマルサマトルーフに宿泊となります。夏は、リゾート地として賑わいますが、冬のこの時期は閑散としています。サハラに近い地中海沿いの道は、砂漠(土漠?)の中の一本道。

リビア

リビア

リビアを東から西へ、途中ガメダスに寄り道しながらバスで横断します。移動距離は長いですが、砂漠の中の舗装道路のため、時間はあまり掛かりません。観光はローマの遺跡が中心になります。対外的にオープンされて日が浅いため、観光地化されていない遺跡と素朴な人々との出会いが楽しみです。禁酒の国ですが女性の服装には制限がありません。ローマの遺跡に飽きた頃に、砂漠の中の街ガメダスを訪ね、サハラ砂漠と砂漠の民トアレグ族との踊りを見学します。

チェニジア

チェニジア

南から北へ、マトマタではベルベル人の穴居住居を、ケロアンでは歴代のアラブ王朝の首都として栄えた街を、ちょっと足を伸ばしてボン岬半島にあるカルタゴの遺跡を見学していきます。

リビアを見てきた目には、チェニジアは観光地化しすぎているように映るかも知れません。チェニスでは連泊。チェニジアンブルーとして名高い、シディ・オブ・サイト等を見学します。半日は長旅の疲れを癒す時間となります。チェニスを出て、国境手前の街、アイン・ドラハムに向かいます。

アルジェリア

アルジェリア

長年内戦のために門戸を閉ざしてきましたが、治安が回復し観光開発に積極的に乗り出しました。「ようこそアルジェリア」といったところでしょうか。大手旅行社もツアーを設定し始め、観光化が大々的に進む前の今が訪れるチャンスです。海岸沿いのローマの遺跡、アフリカのポンペイと言われるティムガット、保存状態がいいジェミラと見学し、アルジェでは有名なカスバを訪れます。その後は残念ながら、まだモロッコへの陸路国境がオープンしていないため、飛行機でカサブランカに向かいます。

モロッコ

モロッコ

カサブランカからマラケシュ、フェズ、カサブランカと、バスでモロッコを小さくグルッと回ります。マラケシュ、フェズは、モロッコの代表的な観光地で、大道芸人が集まるマラケシュのジャマ・エル・フナ広場と世界一複雑な迷路になったメディナが最大の見どころです。チェニジア同様、早くから観光化された国なので、魅力的なおみやげも揃っています。最後にモロッコで買い物も楽しみます。