

第147回●ドジェデン ~ブッダガヤ巡礼~
右遶する巡礼者 左端は筆者 「牛に引かれて善光寺参り(注1)」のごとく、2011年12月、妻の希望でインドの仏跡巡りに出かけることになった。僕は信仰心がないわけではなかったのだが、「眼に見える形が大事なのではなく、心が大 […]
右遶する巡礼者 左端は筆者 「牛に引かれて善光寺参り(注1)」のごとく、2011年12月、妻の希望でインドの仏跡巡りに出かけることになった。僕は信仰心がないわけではなかったのだが、「眼に見える形が大事なのではなく、心が大 […]
雪解けの水の雫が尾根を下り日本海へ注ぐ。生と死の循環が繰り返される地「出羽三山」 風に耳を澄ませば 仰ぎ見れば澄み切った青空。彼方には灰青の陰影をなす山々が連なり、眼下にはなだらかな尾根が重層する。チシマザサに覆われた斜 […]
下は本物の石 と聞いて、グランドファンクレイルロードや、ドゥービーブラザーズなどを思い浮かべた方、そっちのほうではなく岩石のほうの話ですから、ご注意ください。
ラサ・ジョカン寺の前での五体投地の風景 メンツィカンを卒業し、久しぶりにダラムサラを訪れたときのこと。チベット仏教を学ぶ日本人のS君が「これからお寺で五体投地をしますけれど、小川さんも一緒にどうですか」と誘ってくれた。恥 […]
ビクトルの診察風景 ダウンタウン松本人志のコントに「12か国語を話す男」がある。12か国、それぞれの母国語で次々と話しかけてくる彼らに、アドリブで返答(もちろん適当に)していくというもの。2009年、メンツィカンで研修し […]
桜の咲く小諸の街 昨年、小諸に住んでいたとき、東京からライターさんが取材に訪れ、小諸の魅力はなんですかと問うた。おそらく「自然が豊かで、夏が涼しくて、人が優しくて、温泉があって」というキャッチーな答えを期待していたのだろ […]
メンツィカンの読経風景 2002年 速疾にして勇猛なるターラ菩薩よ 慧眼は一刹那の稲妻のごとくなり 三界の守護尊は蓮華の御顔の 花弁が開きし中より生じたり。 […]
チベット語大辞典 上下巻二冊 日本語大辞典を編纂する過程を描いた映画『舟を編む』を鑑賞しながら、僕はずっとチベットの大辞典『ツィク(単語)・ズ―(庫)・チェンモ(大きい)=大辞典』に思いを馳せていた。 大辞典編纂の起源は […]
エネルギーについて授業する筆者1993年2月 1年間、「ボラ」とだけ呼ばれ続け、自分の本名を忘れかけたことがある。あれは1992年、北海道留寿都農業高校で理科の講師と舎監を務めたときのことだ。当初、雄大な羊蹄山の麓で、「 […]
毎朝夕の読経風景 メンツィカンの1日は朝7時、全校生徒が講堂に集まって薬師如来に帰依し、お経を唱えることからはじまる。しかし、僕が入学した当初、講堂に肝心の仏像はなく、今、振り返ってみると何とも殺風景だったものだ。そんな […]
ハービスプラザの地下道にある滝 大阪・ハービスプラザの地下道が大好きだ。通路に沿って滝が流れ、まるで年中クリスマスのように彩られている。というと少し大袈裟だが、いま振り返るとそんなイメージがよみがえってしまうから不思議な […]
子供の脈診 チベット語の家庭教師ドルマちゃんは、僕のギュースム達成を見届けると、教師としての役目を終えたかのように、2007年12月、ダラムサラからニューヨークに移住した。インドに亡命したチベット難民は1991年の集団移 […]