第92回●イェンラク ~凄いぞ!メンツィカン~
故ロブサン・ワンゲル先生 2002年、御逝去 1998年、インド・ムンバイの19歳の青年は白血病に冒され医者から余命いくばくもないと宣告された。アメリカに渡って再検査を受けたものの結果は変わらず。死を受け入れた彼と両親は […]
故ロブサン・ワンゲル先生 2002年、御逝去 1998年、インド・ムンバイの19歳の青年は白血病に冒され医者から余命いくばくもないと宣告された。アメリカに渡って再検査を受けたものの結果は変わらず。死を受け入れた彼と両親は […]
ブータン国花、青いケシ「メコノプシス」 ブータンが「薬草王国」と呼ばれるわけ ブータンはアジア大陸の中央部に位置する、九州とほぼ同じ面積のヒマラヤの王国です。標高はインド平原に接する海抜200mからチベット高原に接する7 […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 卒業式で表彰される筆者 ダラムサラで学問に打ち込んだ10年間を総括すると「ドックパ(疑心)」という単語が浮かんでくる。 まず、メンツィカンの入学試験(第 […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 巡礼道にあるマニ車 銃を向けられホールドアップしたことが一度だけある。あれは、ダライラマ法王のお寺の巡礼道でお乞食さんたちに日本から送られた古着を寄付( […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 燻香で煙るお寺・ダラムサラ 1999年1月12日、デリーから北へ500キロメート ル、朝霧で覆われたダラムサラにはじめて到着したときのこと。西ヒマラヤ・ […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 トラックに薬草を積み込む 2005年夏、激しく揺れるトラックの荷台では重要な作戦会議が開かれていた。 「いいか、みんな。チェックポストの手前200mに、 […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 小さいころ、クラスのヒーローになれる条件は、喧嘩が強いか、足が速いか、面白いかであって残念ながら学問は一番ではなかった。勉強はできた方だったけれど、それ […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 2008年4月、チベット薬の秘法中の秘法とされるツォテルの練成が5年ぶりに行われていた。ツォテルとは水銀や金、銀、銅、珊瑚、トルコ石、などの鉱物を無毒化 […]
秘訣とは なくはないもの でもあらず あらずともやる 外語の「まねび」
出張で秋田県に行ってきました。わが故郷です。 場所は秋田県北部、白神山地のお膝もとにある藤里町と八峰町です。 最初、八峰町ってどこ?? と思ったのですが、平成の大合併で八森町と峰浜村が合併したとのこと。やはり旧名のほう […]
小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 ダラムサラのチベット図書館の前には大きなプラタナスの木が立っている。まだ僕がチベット語の初歩を学んでいたころのこと。1999年4月から通い始めた外国人向 […]
占星術に関する仏画。 十二支、八卦が描かれている。 小川 康の 『ヒマラヤの宝探し 〜チベットの高山植物と薬草たち〜』 チベット人は迷ったことがあると「モ」と呼ばれるサイコロ占いを密教行者にお願いすることがある。たとえば […]