添乗報告記●大自然と世界遺産シギリヤ・ロックを巡る 馬と楽しむスリランカ9日間(2019年2月)

添乗ツアー名 ● 大自然と世界遺産シギリヤ・ロックを巡る 馬と楽しむスリランカ9日間
2019年2月9日(土)~2019年2月17日(日) 
文・写真 ● 山田基広(東京本社)

前回のツアー催行以降、諸事情あり企画を凍結してから3年。ついにスリランカツアーが帰ってきました。
現地パートナーを新たに、企画内容を見直し、乗馬の日数を1日増やしながらもメインの観光箇所は減らさず。乗馬と世界遺産観光をしっかり堪能できる、リニューアルされたスリランカ乗馬ツアーの実際をご報告。

シギリヤロックの前でハイチーズ!
シギリヤロックの前でハイチーズ!


馬のアイコンスリランカ各地で乗馬を楽しみます

貯水池の向こうにシギリヤロックの姿が
貯水池の向こうにシギリヤロックの姿が

まずスリランカ乗馬ツアーの魅力の一つが「マルワリ種」で乗馬をすること。サラブレッドより一回り小さく、モンゴルの馬より1~2回り大きい馬体です。くりっとよれた「耳」と暑い中でも衰えない体力が特徴。かつては象と戦うために訓練された種だとか。調教はしっかり行き届いていますから、反応良くしっかりと指示を聞いてくれる賢い馬です。

この独特な馬にまたがって、スリランカ各地の景色が楽しめる自然の中に入り込んでいきます。乗馬のコースはそもそも観光客が殆ど入ってこない静かな田舎道や林道ですから自然が色濃く、思わぬ絶景に出会えます。

点在する観光地での観光も楽しむため、馬を馬運車で運び、様々なロケーションで乗馬を楽しめます。季節によって、少しずつ場所を変え、その時に一番気持ちよい景色の場所を訪れますのでお楽しみに。



馬のアイコン世界遺産もしっかり訪れます

シギリヤロックの岩壁には1500年を経た今も穏やかな笑顔をたたえる美女の絵が(写真は国立博物館のレプリカ)
シギリヤロックの岩壁には1500年を経た今も穏やかな笑顔をたたえる美女の絵が(写真は国立博物館のレプリカ)

日程は基本的に涼しい午前に乗馬をし、午後は観光というのがパターンです。スリランカで登録されている8つの世界遺産のうち、半数の4箇所を訪れます。狂気の王カッサパが地上200mの要塞のような岩山に築いた宮殿「シギリヤロック」をはじめ、紀元前から栄え始めたスリランカ最古の都「アヌラーダプラ」ではスリ・マハー菩提樹やイスルムニア精舎、多数の仏像が安置され、天井一面に壁画が描かれているスリランカ最大の石窟寺院である「ダンブッラ石窟寺院」、キャンディでは仏陀の歯が安置された聖地「仏歯寺(ぶっしじ)」などの世界遺産の他、市場にも足を運びます。



鳥のアイコン動物との遭遇も楽しい

「トクザル」のしぐさにキュンとなります
「トクザル」のしぐさにキュンとなります

スリランカの旅は様々な動物達のとの遭遇も楽しいです。乗馬中の自然の中での出会いはもちろん、遺跡観光中にもいたるところに猿やら鳥やらトカゲやらと動物ウォッチングも大忙し。とくにバードサンクチュアリと呼ばれるエリアも点在しており、バードウォッチングに興味のある方も間違いなく楽しめます。ちなみに、スリランカには野生の象が一万頭近くおり、サファリツアーではほぼ間違いなく遭遇できるとか。今回のツアーでも、移動中にばったり野性の象に出会えました。

上手く撮れませんでしたが、乗馬中には野生の孔雀の姿を何度も見かけました。木々を颯爽と飛び移る姿は美しく、まるで火の鳥のよう。乗馬中の我々の気分を盛り上げてくれました。



大自然と世界遺産シギリヤ・ロックを巡る

終了ツアー [7名様限定]馬と楽しむスリランカ9日間

自然豊かなスリランカの森やジャングルを馬で巡り、世界遺産シギリヤ・ロック、キャンディの仏歯寺など主要な見どころを訪れる、盛り沢山のツアーです。
出発日設定2020/01/11(土)~2020/02/08(土)
ご旅行代金488,000円~498,000円
出発地東京

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取扱エリアは、モンゴル、キルギス、カナダ、ブルガリア、南米パタゴニアなど!