【開講記】秋の相模川、観察できる鳥が増えてきています!

【開講記】秋の相模川、観察できる鳥が増えてきています!
10/18(日)上流河川敷の野鳥を探そう 相模川

V字編隊で飛ぶカワウ
V字編隊で飛ぶカワウ


前日までの寒い秋雨から一転、晴れてきました。今回は橋本駅集合。路線バスに乗って相模川を目指します。相模川の橋の近くのバス停で下車。早速、カワウがV字編隊を組んで飛んでいきます。相模湖あたりまで飛んでいくのでしょうか? これが雁なら、『ニルスのふしぎな旅』

川沿いを歩き広大な中州に移動します。中州の田んぼでは絶賛稲刈り中です。ということで倒れて刈り取り不能になった田んぼではスズメの大群が大騒ぎです。てっぺんに止まってあたりを見回しているモズや、小魚をくわえたカワセミもいます。遠くの上空では翼に斑点があるノスリが旋回中です。餌を探して落ち着かない様子のノビタキもいました。川のほうに目を向けると水中の魚を狙うダイサギやカワガラスを確認できました。

稲穂にとまるノビタキ
稲穂にとまるノビタキ
虫バイキングを満喫中のモズ
虫バイキングを満喫中のモズ

水辺にいたカワガラス
水辺にいたカワガラス
カラスに追われるノスリ
カラスに追われるノスリ


お昼が近づき、隠れるところもない中州はむしろ暑いくらいです。近くにある「相模川自然の村」でしばし休憩。午後はコミュニティバス「せせらぎ号」に乗って丘の上の雑木林を目指します。住宅街を抜けて相模川に向かって下る山道に入ります。蚊の猛攻に悩まされながらもヤマガラやシジュウカラを観察できました。ミサゴも短い時間でしたが近くの枝にとまっていました。お気に入りの休憩場所でもあるのでしょうか。山道を抜けて橋のそばでカイツブリや再びノスリを確認して観察終了。

猛禽類のミサゴ
猛禽類のミサゴ
オレンジが美しいヤマガラ
オレンジが美しいヤマガラ


秋になり観察できる鳥も増えてきて、川と田園地帯、雑木林の3種類の観察ゾーンで楽しめた一日となりました。次回は渡ってきた冬鳥に会いに11/14(土)さいたま・秋ヶ瀬公園をめぐります。



【今回確認できた鳥達】


カルガモ・コガモ・カイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・ダイサギ・バン・オオバンイソシギ・ミサゴ・トビ・オオタカ・ノスリ・カワセミ・コゲラ・チョウゲンボウ・モズ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ヒバリ・イワツバメ・ヒヨドリ・エナガ・メジロ・カワガラス・ムクドリ・ジョウビタキ・ノビタキ・キビタキ・スズメ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・タヒバリ・カワラヒワ・イカル・ホオジロ・ドバト・ガビチョウ


 

風の鳥日和

 

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