【開講記】雨で寒くても鳥たちの存在感は増しています!さいたま・秋ヶ瀬鳥三昧
雨で寒かった秋ヶ瀬公園
今回の鳥日和はさいたまの秋ヶ瀬公園です。浦和駅から路線バスでも行けるのですが、公園自体の広さが100ha(東京ドーム21個分)ありますから、到着してからの移動には車が便利です。貸切バスで浦和駅を出発して30分もしないうちに秋ヶ瀬公園の入り口に到着。
まずはピクニックの森から観察開始。さっそくモズが登場です。てっぺんに止まってくれるので曇りでも見つけやすいですね。繁殖期でないので空き家のようですがフクロウの巣箱があります。姿は確認できませんがカワセミの声が聞こえます。小さな池にはカモ類がプカプカ浮いています。対岸には小さなキクイタダキの姿が。頭上の木々では元気よくコゲラが飛び回っています。その他ホバリングしながら虫を食べるメジロや黒いネクタイが気になるシジュウカラ、ジョウビタキが確認できました。
続いて公園中央付近の野鳥園へ移動します。野鳥園自体には入れないのですが周回歩道があります。とある事情で奥までは行けなかったのですが、駐車場付近でまたしてもコゲラ(雄の頭の赤色斑も確認できました)やカワラヒワの雌の集団も登場しました。
今度はさいたま市から戸田市の荒川調節池の彩湖へ。湖面ではカモやカイツブリがいます。ナポレオン帽のような頭が特徴的なヨシガモが目を引きます。湖岸ではいつも水面に浮いているイメージのオオバンが陸上で餌を探しています。よほど安心感があるんでしょう。しかし教えてもらわなければツルの仲間とは気づきません。空に目をやるとオオタカが数羽のカラスに追われています。体格の差で劣勢か!?
再びさいたま市に戻り大久保農耕地へ。またしても最初に出てくるのはモズです。隣の運動公園内のゴルフ場の木にはキジバトが集団で止まっています。この光景は珍しいですね。これには何か意味があるのか?? 田んぼにはその他ホオジロ(頬白くないけど)やヒバリ、しっぽをピコピコ動かす姿がかわいいジョウビタキもいました。んーなんか今日は猛禽類が足りてないなーと思ったら、最後に出てきてくれましたハイタカ。
ここできりがいいということで観察終了。雨も降ったり止んだりで早めの撤収となりましたが、予想以上の種類を確認できました。晴れてればもっと多かったのになー♪
次回は12/19(土)渡良瀬です。猛禽類を探しましょう!
【今回確認できた鳥達】
ヨシガモ・カルガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・ダイサギ・オオバン・ユリカモメ・ハイタカ・オオタカ・カワセミ・アリスイ・コゲラ・モズ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・キクイタダキ・シジュウカラ・ヒバリ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・ムクドリ・シロハラ・ツグミ・ジョウビタキ・スズメ・ハクセキレイ・タヒバリ・カワラヒワ・シメ・ホオジロ・カシラダカ・アオジ・ドバト・ガビチョウ・コジュケイ