講座名:5/22(日)草原の夏鳥 初夏の富士山麓草地
標高は高め、気温も高めで日差しは強め、日焼け止めは使わない派です。初夏を迎える山梨県側の富士山麓で、大きな富士山に見守られながら、山菜採りも気になりますが観察開始です。
何が出るか? 初夏の富士山麓草地
ノビタキのオスがいます。黒くて胸元が白地に赤っぽいのはなかなかおしゃれですね。この後ノビタキは頻繁に現れました。ホオアカも登場しましたよ。確かに名前の通り頬の部分が赤褐色です。「チャッチャッ」と割と早口でさえずる感じです。ヒバリも現れました。さえずりながら、何とも落ち着きのない感じの飛び方でけっこう高いところまで飛んでいきます。猛禽に狙われたりしないんでしょうか?
モズが見通しのよさそうな枝先に止まっています。獲物を探しているのか? カッコウの声が聞こえます。声ばかりで結局姿はいまいち見えず。これは期待していたんですが残念です。ホオジロも出てきました。頬の部分だけではなく、顔を囲むように白いので歌舞伎の隈取模様にも見えるかな? キジの「ケーン!」という鳴き声がしますが、単発。姿は見えませんでした。
ハチクマが現れましたよー。首が突き出た感じで長く、翼が太めで尾にバンド模様が2本あります。ぜひハチの巣を襲撃しているところを見てみたいものです。ハチクマはしばらく旋回してどこかへ行ってしまいました。再びホオアカが現れました。オス2羽でメスを巡って争っているようです。恋の季節は大変だ。がんばって繁殖してね。
またまたハチクマ出現!?と思ったらノスリでした。ノスリは富士山周辺には多いようですね。それにしても遠目で似たような鳥はガイドさんに解説してもらわないと識別が難しいですね。アマツバメが現れました。営巣以外では地上に降りてこないそうですが本当でしょうか。空中生活の達人ですね。
昨年のツアーとは違って暑いくらいでしたが、お時間そろそろで観察終了。道の駅富士吉田で希望者は山菜を購入して帰路に着きました。次回は 6/5(日)印旛沼でヨシゴイ を探します。
【今回確認できた鳥達】
キジ・カッコウ・アマツバメ・ハチクマ・ノスリ・モズ・ハシブトガラス・ヒバリ・ウグイス・コヨシキリ・ノビタキ・イカル・ホオジロ・ホオアカ・アオジ