カモメの飛来数が日本一多いという銚子へ。雨の予報も出ていますが、降り始め遅め&なるべく小雨を願います。
銚子港
まずは、午前中は順光で撮影がしやすいという銚子港の観察ポイントへ。堤防の上にはカモメやカワウなどがびっしり並んでします。カワウは弱い日差しを羽に当てて乾かしています。
少し場所を移動して港の内側を見てみると小型カモメの代表、赤いくちばし・赤い脚のユリカモメが集団でまとまっています。ユリカモメは東京都民の鳥としてもおなじみです。
ユリカモメ
緑の光沢が特徴的なヒメウもいました。やはりちょっと小さめですね。
大型組は、脚がピンクのセグロカモメやオオセグロカモメがいます。サイズ的には大差ないようです。違いは羽の色。セグロカモメは薄いグレーでオオセグロカモメは濃いグレー。
こちらもよく見かける中型系のウミネコは、黄色い脚で黄色いクチバシの先が黒地に赤い先っちょ。サイズ&カラーリングは普通のカモメと似ていますが、クチバシが違います。あとウミネコのほうが目つき悪いようです。
カモメ&ユリ、ウミネコ
さらに銚子港沿いに場所を移動します。黄色いクチバシのアカエリカイツブリがいました。冬は赤褐色の部分がないので見た目が地味です。シロカモメが寒そうにしています。この時期は全体が真っ白です。あまり群れていないのでいたら目立ちます。
目が赤いハジロカイツブリがいます。こちらは群れるのが大好きなようです。一斉に潜水して散らばり、浮上してからまた集合するというのを繰り返しています。真っ黒なクロガモもいました。名前の通り全身が黒くてクチバシの黄色が映えます。シノリガモの独特な羽の色デザインは目立つのか保護色なのか??
シロカモメ
最後は利根川河川敷へ移動します。広いグランドの遠くにはタゲリやムナグロ、ツグミがいます。かなり距離がありますが、それでもタゲリは飛んでいってしまいました。
チュウヒが遠くに樹の上にいます。雨で濡れたから休憩でしょうか。堤防の上に行くとハイイロチュウヒが通過して行きました。頭が白いミサゴやお腹にバンド模様のノスリ、モズなど猛禽類多めです。
タゲリ
一時小雨が降りましたが大きな影響もなく49種も観察できました。次回の3/5(日)山中湖は満員御礼、3/26(日)蓼科の報告もお楽しみ。
【今回確認できた鳥達】
コブハクチョウ・ヒドリガモ・カルガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ・シノリガモ・クロガモ・ウミアイサ・アカエリカイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・キジバト・ヒメウ・カワウ・ウミウ・アオサギ・ダイサギ・オオバン・タゲリ・ムナグロ・イソシギ・ハマシギ・ユリカモメ・ウミネコ・シロカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ミサゴ・トビ・チュウヒ・ハイイロチュウヒ・ノスリ・モズ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・セッカ・ムクドリ・ツグミ・スズメ・ハクセキレイ・ビンズイ・タヒバリ・アオジ・オオジュリン