講座名:2/17(土)自然豊かな都市公園でシギ類を探す 舞岡公園
里山をそのまま残したような戸塚・舞岡公園。広すぎるので、ポイントを絞って観察します。
舞岡駅から地上に出ると、なにやら黒い鳥の集団が移動しています。ハッカチョウです。額の冠羽が特徴的です。公園までの道路からはイソヒヨドリやモズ、オオタカ、コサギなどを観察しました。
公園内の瓜久保ではコジュケイが数羽のんびり散歩中です。途中で慌てたように森の斜面をダッシュしていきました。
通称タイワンリスのクリハラリスがあちこちで樹皮をかじっています。食料が乏しい季節は樹液をなめているのでしょうか。神奈川県南部ではかなり繁殖しているようです。同様に巣もあちこちで見かけました。あんまり増えると森がピンチだ。
途中の池ではヤマシギが現れるとの情報があり、たくさんのカメラマンが待機しています。ちゃんと柵があるので、環境は守られているようです。ダンシングヤマシギに期待が高まりますが、この日は午前中に一度現れて以来、登場していないそう。
一旦、南側の丘の上まで行ってみます。途中、アオジが藪の中から出てきました。ある程度距離があれば全く警戒しません。
ヤマシギポイントに戻ってきましたが、やはり現れず。ダンス姿が拝めず残念です。
ヒレンジャクが3羽通過して行きました。遠くの高い樹の上で休憩しています。ヤドリギを求めてどこかに向かっているのでしょうか。ここ数年レンジャクの姿が少なかったので今年は期待できますね。
一度、ここで本日の講座は終了。まだまだ元気のある方とちょっと足を延ばして川の遊水地まで観察に行きました。
増水時に水が流れ込むようになっていて、ヒメガマが刈られていたりそのままだったりと鳥たちにとってもいい環境のようです。バンやタシギ、ダイサギ、キセキレイ等がいました。
遠くのビルの上にはチョウゲンボウが2羽います。そろそろ恋の季節でしょうか。遊水地を一通り観察して終了。
次回は4/22(日)千葉・木更津から小櫃(おびつ)川河口で観察します。
【今回確認できた鳥達】
マガモ・キジバト・コサギ・トビ・ハイタカ・ノスリ・カワセミ・コゲラ・モズ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ヒヨドリ・ウグイス・エナガ・メジロ・ヒレンジャク・ムクドリ・シロハラ・アカハラ・ツグミ・ルリビタキ・ジョウビタキ・イソヒヨドリ・スズメ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・カワラヒワ・シメ・ホオジロ・カシラダカ・アオジ・ドバト・ガビチョウ・コジュケイ・ハッカチョウ