講座名:6/3(日)キビタキなどの夏鳥を探そう 多摩森林科学園
梅雨入り迫る6月、快晴の観察日和です。高尾駅集合時間の頃にはツミの姿もありました。エサを運んでいるのでしょうか?
アマツバメやツバメが飛び交っています。河原にはハクセキレイやセグロセキレイ、キセキレイが勢揃い。エサをくわえているものもいます。
多摩森林科学園に到着し、まずは森の科学館裏手の池でモリアオガエルの卵を確認。その後、第2樹木園方面へ散策していきます。
キビタキがいます。何かに警戒しているようです。警戒の対象は我々ではないようですが。結局、何に警戒しているかは分からず。
ホオジロが枝先に止まってさえずっています。直射日光に当たって暑そう。途中、エナガの群れや、コゲラのドラミングする姿にも遭遇。アオゲラやキビタキの声が響きますが、森の中で見つけるのはなかなか難しいですね。
サン●ウチョウの声が聞こえるエリアにやってきましたが、今年はその声はないようです。近くでは繁殖しているらしく、個体数自体は増えているそうなので、別の機会に期待しましょう。
ヤマガラやヒヨドリ、ガビチョウ、ウグイスが一斉に警戒しています。これは何かあると、観察を続けます。少し待つと、なんとアオダイショウが出てきました。卵かヒナを狙っていたのでしょう。その後はいかに。
草むらの中でウグイスが飛び回っているのがチラチラ見えます。シジュウカラの幼鳥もいます。おなかの辺りが黄色っぽいですね。この時期はファミリー行動でしょうか。
昨年、カラ類にモビングされていたアオ●ズクですが、今年は飛来していないようでした。しかし、昨年はなかったアオ●ズクを紹介する案内板が新しくできていました。
近くではまたキビタキがさえずっています。やや見つけにくい角度ですが、長い間滞在してくれました。
森の科学館へ戻ってきて、鳥合わせをして解散。その後、お時間と元気がある方と場所を変えて延長観察会も行いました。
次回はアオバトと漁港めし! 9/1(土)アオバトに会いに行く大磯海岸です。
*写真の一部はご参加の方からご提供いただきました。ありがとうございました。
【今回確認できた鳥達】
ツミ・オオタカ・コゲラ・アオゲラ・サンショウクイ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ツバメ・イワツバメ・ヒヨドリ・ウグイス・ヤブサメ・エナガ・メジロ・キビタキ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・カワラヒワ・イカル・ホオジロ・ガビチョウ・コジュケイ