講座名:11/17(土)静岡 浮島ヶ原 ケリに会いに行く
雨予報だったのがすっかり快晴。渋滞もなくすんなり浮島ヶ原へ到着。富士山もよく見えます。
バスを停めた目の前の池にはカルガモやコガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモがいます。カイツブリやオオバンも忙しそうです。2羽のチョウゲンボウは上空を旋回中です。このチョウゲンボウに驚いたカモ達が時々飛び立ちます。
木の先にモズがいます。メスのようです。上空には若いオオタカやノスリも現れました。猛禽類が次々と現れてくれると違いが比較できますね。
ビオトープではセッカが現れてはヨシ原に飛び込んで行きます。現れてもまっすぐには飛ばないので撮影には苦労しそうです。遠くの電線にはカワラヒワが並んでいます。ジョウビタキのメスが枯れ木と藪がからまったような木の上にいます。
後ほどまた同じ道を戻るとアリスイの気配があるようです。2年前もここ浮島ヶ原で観察できたので、期待が高まります。素人目では難しいですが、ここがガイドの技の見せ所。声と環境をたどって、さえずっているアリスイを発見。
すぐに飛び去ることもなく、しばらく滞在してくれたので、ほぼ見放題でした。
午後は田園地帯に移動します。田んぼの中にケリが2羽います。稲刈りが終わって再び稲が少し伸びているので首から上だけしか見えません。警戒心の強いケリには絶好の場所なのでしょう。飛ぶ姿は白い羽が映えて美しいですね。
別の場所では8羽くらいのケリがいます。若い個体もいるようです。若いと目が赤くなくて黒っぽい色をしています。やはりしばらくすると飛んで行ってしまいました。
農道を歩いていると、田んぼに隠れていたヒバリが次々と飛び立ちます。遠くの鉄塔ではハヤブサやハイタカの姿がありました。
田んぼ脇の柿の木の近くではチョウゲンボウが止まっています。何か獲物を狙っているのでしょうか。その後、別のチョウゲンボウでしょうか。トンボをフライングキャッチしている個体もいました。
残念ながらタゲリは見つからず。なんと我々の乗ったバスが帰路についた後に登場したそう。ま、こういうこともありますね。次に期待しましょう。
次回は12/23(日)冬の渡良瀬遊水地です。チュウヒのねぐら入りまでがんばります。
※写真はご参加の方からも提供していただきました。
【今回確認できた鳥達】
ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・ハシビロガモ・オナガガモ・コガモ・カイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・ダイサギ・コサギ・オオバン・ケリ・トビ・ハイタカ・オオタカ・ノスリ・カワセミ・アリスイ・チョウゲンボウ・ハヤブサ・モズ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒバリ・ヒヨドリ・ウグイス・セッカ・ムクドリ・ジョウビタキ・スズメ・ハクセキレイ・ビンズイ・タヒバリ・カワラヒワ・ホオジロ・カシラダカ・アオジ・オオジュリン・ドバト