講座名:11/25(日)さいたま 秋ヶ瀬 目指せ 冬鳥20種
快晴の秋ヶ瀬公園。東京ドーム21個分もある広大な敷地内をバスで効率よく巡ります。まずは公園中央部の森へ。駐車場横の樹の先にはシメがいます。
シロハラが木の枝に止まっています。地面にいるイメージがあるのでちょっと意外です。その後、地面の藪に下りていきました。
エサをまいている人がいるという水場にはいろいろな鳥が集まってきています。ヒヨドリやカラス、キジバトなどのおなじみの鳥のほかにアカハラやシメもやってきました。
まだ葉が落ちきっていない木の中では、シジュウカラやコゲラが騒いでいます。警戒している様子だったので、周囲を観察するとモズがいました。
カケスの声がしましたが、姿は見えません。ものすごい勢いで木をつついているコゲラがいます。虫を探しているのでしょうか?
少し移動して芝生と水路が広がるエリアへ。アオジが水路の水面近くの藪の中にいます。その近くではジョウビタキのメスが水を飲んでいます。
水門近くまでやってきました。オオバンが水面を移動中です。川岸で佇んでいるものもいます。カラスが打ちあがった魚?をつついています。カルガモは寝ていますが、コガモはエサを探しています。
キジも一瞬現れましたがすぐに藪の中に入っていきました。何かと話題のトラ●ズクは見つかりませんでした。まだ来てないのかな?
湖の方へ行って見ます。天気が良く暖かいので、水鳥を眺めながらのランチタイムです。水鳥は少なめですが、遠くに多くの種類が浮かんでいます。
しばらくするとカヤックがやってきたため、鳥はさらに遠くなってしまいました。湖の案内板をみると立ち入り禁止のエリアに入ってきているようです。これはいけません。漕いでいる人に声をかけて、事情を話して湖から上がってもらいました。
その後も超遠目の水鳥観察でしたが、カンムリカイツブリやハジロカイツブリ、ユリカモメオカヨシガモなどを観察しました。
再度場所を変えて別の森へ。小さな池にはマガモやカルガモがいます。別の池ではカワセミがいます。日光の具合なのかあまりいい色をしていないようです。
メジロなども観察したところで、最後に農耕地帯へ行ってみます。
例年行っていた場所とは少し違う場所に行って見ると、タゲリの大群がいました。何かに驚いて飛び立つと、70羽以上はいるようです。このような大群に遭遇することはなかなかありません。
あぜ道にはツグミが、電線にはタヒバリとカワラヒワがいます。チョウゲンボウが何か獲物を捕まえて食べています。
農耕地帯でも良好な観察結果となったところで本日は終了。次回は1/12(土)渡良瀬遊水地をジャンボタクシーで周ります。
※写真はご参加の方からも提供していただきました。
【今回確認できた鳥達】
キジ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・ダイサギ・オオバン・タゲリ・ユリカモメ・トビ・ハイタカ・オオタカ・ノスリ・カワセミ・コゲラ・チョウゲンボウ・ハヤブサ・モズ・カケス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒバリ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・ムクドリ・シロハラ・アカハラ・ツグミ・ジョウビタキ・スズメ・ハクセキレイ・タヒバリ・カワラヒワ・ベニマシコ・シメ・アオジ・ドバト