講座名:2/9(土)雑木林の冬鳥を探す 小宮公園
冬晴れで、遠くの富士山もよく見えます。小宮公園に入る前に浅川沿いを観察。近くの枝にはホオジロが止まっています。川の中ではコサギがいます。その後ダイサギもやってきました。
河原ではセグロセキレイやツグミが歩いています。タヒバリもいますが、河原がいい保護色になっています。モズが枝に止まっていますが、逆光でよく見えません。
小宮公園に入りまずは池に立ち寄ってみます。 カワセミが池の中の小魚を狙っています。水鳥はほとんどいません。もう旅立ってしまったか?
近くの小さな水路にはコガモがいます。ルリビタキが水路沿いを行ったり来たりしています。まだまだ青くないので若手でしょうか。
落ち葉をばんばんひっくり返す音が聞こえてきたら、シロハラが夢中で虫を探していました。木道沿いではアオジやヤマガラ、シジュウカラ、コゲラの姿がありました。上空にはハイタカの姿も。
サービスセンターの前では菜の花が見ごろを迎えています。ちょうどジョウビタキの♂がやってきました。いいタイミングで菜の花に止まって絵になります。
ロウバイも咲いていていい香りが広がっています。藪の中でガビチョウがにぎやかです。カワラヒワの群れがやってきて採餌に夢中です。お次はイカルが群れでやってきました。枝の上で忙しそうに移動しています。
ひよどり山広場から雑木林をのぞいてみるとエナガの群れが移動中です。木の枝にはモズの♀が止まっています。
ツグミが芝生の上を歩いていましたが、散歩中の犬が近づいてきたので木の枝に避難。最後は飛ばされてしまいました。
カシラダカの群れが葉のない木に止まっています。カシラダカも数が減りつつあるのだとか。勢力回復なるか?
雑木林に戻るとシメが強風に煽られながら枝につかまっています。
再び小さな水路に戻ると午前中も見かけた若手のルリビタキが元気に飛び回っています。「あれ? 2羽?」と思ったらもう1羽はウグイスでした。
最後に鳥合わせをして観察終了。猛禽類は少なめでしたが、観察種は半日で39種となかなか充実した観察結果となりました。次回は4/11(土) 自然が残る東京湾 木更津 小櫃川です。
【今回観察できた鳥達】
マガモ、コガモ、キジバト、カワウ、ダイサギ、コサギ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ムクドリ、シロハラ、つぐみ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ガビチョウ