富士がくっきり絶好のサーフィン日和
先日、約2ヶ月の研修を終え、ザヤーが帰国の途に着きました。
海のないモンゴルで育った彼に海を見せてあげようと帰国前に、湘南の海へ行ってきました。学校でもプールの授業はなく、水遊びといえば川で遊ぶ程度だそうです。泳げる、泳げないではなく、泳ぐという感覚が分からないといったところでしょう。
それでもやはり、見るだけではもったいない。海に入ってみよう！ということでLet’s go surfing!! ウエットスーツに着替え住宅街を抜け、10分程度歩いて海へ向かったのですが、後から聞くとこの行為（全身黒ずくめのピチピチスーツで住宅街を歩く）は、かなり恥ずかしかったとか・・・。
海で泳ぐのは初めてでも、そこは馬を自在に乗りこなす遊牧民。バランス感覚はバッチリで、波にも臆することなく、もみくちゃにされながら何度も何度もトライしていました。やはりサーフィンは泳げるかどうかではなく、波が怖いかどうかですね。
私はモンゴルで初めて乗馬を経験しました。馬上から眺める草原の風景や、馬との一体感、疾走感に衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
彼にとってもサーフィンがそんな忘れられない思い出になっていれば嬉しいですし、この経験を周りにどんな風に話すのか楽しみです。もしかすると、モンゴル人で初めてサーフィンをした人かもしれませんから。