先月末、風の旅行社恒例の新人ガイド研修に行って来ました。研修の場では、
1 ガイドの心得
2 ガイディングの技術指導
3 乗馬の安全管理レクチャー
などを日本からスタッフを派遣して教えてきています。
参加しているガイドの多くは今まさに大学で日本語を勉強している、熱意ある20代の若者たちですが、風のツアーガイドに憧れて、他社での経験を活かそうとやってきてくれた経験者もいました。
今回のメインテーマは
『乗馬経験のない日本人にちゃんと乗馬を教えられる「先生」になってもらう』
です。
実はモンゴルには乗馬のできない若者が増えてきています。そういう力量を見抜くことも日本側としての目的ではありますが、なまじ遊牧民出身の乗馬達者であると馬に乗れることが当たり前すぎて、「教える」ことが出来ない者も多いため、毎年なかなかに苦労しています。
実戦形式で練習
真剣なまなざし
講習では新人ガイドをお客さんに見立て、ロールプレイング。声の大きさ、分かりやすく伝える方法などを実戦形式で学習します。そうした中で現れる人柄や性格を見て、頭の中でどのツアーにどのガイドがマッチするかを考えます。
「お客さんをモンゴル好きにできたら良い仕事が出来た証拠。たくさんのモンゴルファンを作ってください」
こんな言葉に応えようとしてくれる、優秀なガイドたちに今年も大いに期待してください。
今年のほしのいえ(6月下旬)
ほしのいえスタッフたち
さてさて、研修はいつも「ほしのいえ」を利用します。
キャンプ長モチコを筆頭に、念願の来日を果たし益々ヤル気満々のザヤーと奥さんのデギー(と娘さんのデルゲル)はもちろん健在。さらに昨年から継続のチャンツァーもがんばってくれています。
モンゴルのベストシーズンまっただ中です!
忘れられない夏をモンゴルで過ごしてみませんか?