サインバイノ~?
10月も半ばになり、朝晩グンと冷え込むようになりましたね。
(モンゴルではすでに氷点下に突入しているようですが!)
つい先日、母親(冷え性もち)から「これのおかげで足元があったかいわ~」
といわれ、今夏買ってきたモンゴルみやげを思い出しました。
見た目もかわいいこのスリッパは、ウランバートルにあるフェルトショップ
「tsagaan alt(ツァガーンアルト)」で買ってきたモノです。
もともとはノルウェーの支援から始まった非営利のプロダクトだそうで、
ショップ内には100%天然のフェルト製品たちがずらっと並んでいます。
中でもイチオシはこちらのスリッパ。
足首まですっぽり包んでくれるので、あたたかさはピカイチ。
聞くところによると、製品に使われているフェルトは、ノルウェー式の
厳しい品質管理プロセスを経て、家庭の製作者から買われているものだとか。
(北部のセレンゲ県の牧民女性の現金収入源とする為、という一種のフェア
トレードを目指しているそうです。)
もちろんすべて天然素材で、羊毛の面倒な掃除からフェルト生地を作る全行程を
手作業で行うという、環境にやさしいモンゴルの伝統的なやり方で作られているというから、
そのこだわりを知れば知るほど、愛着も増す一方。
何より、デザインがとにかくカワイイのです。ツァガーンアルトが出来てから、モンゴルのお土産もののレベルが急激に上がったというのも、頷けます。
しかも、思ったより安かった(デパートで売られているものと同等もしくはむしろ安いくらい?)のもポイントが高いですね◎
お店の場所は、ノミンデパートの正面の道をサーカスの方に下りて行く途中、右手側に、緑色の看板と木製デッキと階段があります。
階段を上って、木の扉を開けると、可愛いらしいフェルトたちが迎えてくれます。
(今回は許可を得て撮影しましたが、基本的に撮影不可のようです)
これからの季節、家でもモンゴルのぬくもりを感じる毎日になりそうです。