トゥームストーンで絶景&キャンプを楽しもう!


ツンドラの原野が真っ赤に染まるトゥームストーン国立公園(撮影9月)


知る人ぞ知る ハイカー憧れの地!

準州都・ホワイトホースから車で7時間(距離にして500km以上)、最寄の町・ドーソンシティからは1時間半ほどの距離にあるトゥームストーン準州立公園。ここはユーコンの中でも、極北の圧倒的な大自然を体感できる代表的な場所のひとつです。

日本ではまだあまり知られていませんが、‘極北のパタゴニア’とも称され、ギザギザとした岩山が屹立し、写真に収まりきらないほどの、スケールの大きな「山」と「ツンドラ」の雄大な景観が広がっています。

例年8月末から9月上旬にかけて、ツンドラが紅葉に染まる秋が特に人気のある季節です。原野が真っ赤に染まるその風景は、まさにため息が出るほどの「絶景」。まるで絵筆で描いた油絵のような絵画的な風景に、誰しも目を奪われることでしょう。

トゥームストーンは人工物もほとんどなく、近年までトレイルも未整備といった、本当に手つかずの自然地帯でした。最近ではいくつかのトレイルも整備され、キャンプをしながら、絶景トレッキングを楽しむことができます。


※ドーソンシティ(ユーコン西部の町)とアラスカとの国境はわずか120kmほどという近距離。

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極北のツンドラ紅葉ハイキング&キャンプ

終了ツアー 2019/8/25(日)発 紅葉のフォトジェニック・ユーコン8日間

出発日設定2019/08/25
ご旅行代金485,000円
出発地東京
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終了ツアー




トゥームストーンであえてキャンプをする理由

トゥームストーンへは車以外でアクセスする手段がなく、公園内にはキャンプ場以外の宿泊施設はありません。快適なホテル施設がある最寄の町・ドーソンシティからトゥームストーンまでは車で約1時間半。一番近いロッジでも片道45分かかります。

もしも、こういった施設に泊まった場合、撮影適地までの移動に時間がかかること、そして宿泊施設の食事の時間などに行動を合わせなければいけないこと、オーロラが予想外の時間帯に出た場合にパっと行動がとりづらい等、宿泊地が遠くなればなるほど、オーロラ観賞&撮影条件は悪くなります。その点、自由度の高いキャンプであれば、臨機応変に行動がとれるワケです。


キャンプ場はこんなに素晴らしいロケーションの中にあるのです!撮影・春(キャンプ地は左端)



そのほかにも、重要なのがロケーションの違い。例えば、キャンプ場に宿泊すれば、空の変化に気づきやすいため、その場所からオーロラを見ることが出来ますが、森に囲まれた近郊のロッジや町のホテルに泊まると、視界が狭まることで、オーロラに気づきにくくなったり、光害の心配も出てきます。

こういった理由から、きれいな星空や夜空に舞う幻想的なオーロラを見る(撮る)ために、トゥームストーンではキャンプをしながら、じっくりのんびり過ごす旅を強くお勧めしています。大自然の中で、あえてキャンプ泊をすることで、一番光のいい朝夕の山岳風景や、空いっぱいに広がる星空やオーロラ撮影など、フォトジェニックな景色を堪能できることでしょう。



日没後に出現した幻想的なオーロラ(春のトゥームストーンにて)


<キャンプ泊について>

■ ご用意しているもの
1)テント(原則2名1張。一人部屋希望の方はテントも一人で利用可能)
2)個人用のスリーピングマット
3)食器類
(※寝袋は各自でお持ちください。有料レンタルも可能です)
■ 設備について
キャンプ場には食事小屋があり、中に薪ストーブがあります。
天気がいい日は外で焚き火をしたり、ベンチも利用可能です。
■ 食事について
ガイドお手製の料理が振る舞われます。
基本的に朝はキャンプ場でゆっくり、極北のパンなどのブランチを。
ランチはフィールドで食べやすいようにサンドイッチやラップサンドなど。
夜はキャンプ場で焚き火を使った料理をお楽しみください。

■ 電力 キャンプ場に電気はありません。(充電も出来ません)
各自ヘッドランプや予備電池をお持ちください。

■ トイレ 洋式の落下式トイレ。念のためトイレットペーパーをご持参ください。
使用済みの紙は備え付けのBOXへ。

■ シャワー ありません。乾燥しているのでさほど気になりませんが、気になる方は
ウェットティッシュをお持ちください。



キャンプ場の入り口(撮影9月)

キャンプ場内の風景(宿泊イメージ)



食事小屋の中には薪ストーブも。

焚き火にあたりながらいただく料理は格別です



野生のベリーをそえたバノック(極北のパン)

集めた野性のベリーを使ったチーズ料理



ツンドラの大地は ‘ふわふわ’のカーペット

トゥームストーンは近年になってから、いくつかのトレイルが整備されました。ツンドラの大地と聞くと、なんだか岩場ばかりで硬そうなイメージですが、中には驚くほどやわらかいトレイルもあるのです。その理由は、この地の気象条件と永久凍土、そしてその上に茂ったコケや地衣類などの植物たちによるもの。

‘ふわふわ’の分厚い絨毯の上を歩く感覚は、まるで雲の上を歩いているかのよう。ツンドラの大地を歩いてみると、厳しい自然環境の中ではぐくまれた独特な植生が体感できることでしょう。


赤や黄色に彩られた絨毯

色鮮やかなツンドラ紅葉



おいしそうなクランベリー(コケモモ)

紅葉ピーク時期でも人影はまばら



気持ちのいいサーフバードマウンテンのてっぺん!

ゆるやかなトレイルをのんびりハイキング




憧れの動物たちが目の前に!

トゥームストーン州立公園内やその周辺には、雷鳥やグリズリー・ベア、ムースなど多くの野生動物が生息しています。もしかしたら、季節移動するカリブーの巨大な群れに出会えることもあるかもしれません。ゆっくり歩きながら、彼らの残した足跡を見つけたり、車窓から出会えるチャンスを待つのも楽しいものです。


クロスフォックス

悠々と紅葉の絨毯を歩くムース



道路をわたるムース

ライチョウ



高倍率のフィールドスコープもご用意しています

池を泳ぐビーバー




歩かずとも楽しめる ‘絶景’ドライブ!

ユーコンに実際に足を運んでみると、まず驚くのが道路からの景色の素晴らしさ。いずれも大自然の中に切り開かれ、移動だけでなく景色の変化や野生動物との遭遇が楽しめます。

それぞれに風光明媚なルートですが、中でもワイルド度No.1か2を誇るのが「デンプスター・ハイウェイ」。ドーソン・シティの東側から北極海近くの街や冬期の北極海アイスロードへと続く、唯一の道路です。

極北の原野、まっただ中をひた走るルートで、トゥームストーンもこのハイウェイ上に位置しています。大自然のダイナミックな景観が堪能でき、野生動物や鳥類がよく見えるのがこのルートの魅力。カリブー、ムース、ライチョウ、ドールシープたちとの出会いに期待しましょう。



春のデンプスターハイウェイ



カリブーの群れ

原野にたたずむカリブー



野生の羊たち(ドールシープ)

愛嬌のある北極ジリス




ユーコンの気候や季節、トレッキングの服装についてはこちらから。
[ユーコン]旅の基礎知識




春のデンプスターにて



切り立った山々が聳えるツンドラ地帯でキャンプをしながら、極北の大自然(野生動物やオーロラ)にどっぷり浸る旅にでかけてみませんか?


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出発日設定2019/08/25
ご旅行代金485,000円
出発地東京
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終了ツアー