ラオスの森で象使いになろう!入門編


14世紀に建国されたラーンサーン王国は「百万の象の国」という意味で、かつてラオスの森にはたくさんの象がいたことが分かります。悲しいことに密猟などの影響で絶滅危機になるほど頭数が減ってしまいましたが、木材の運搬に使われるなど、昔から象と人との関係は切り離せないものでした。今もマフートと呼ばれる象使いによって象との暮らしが守られています。象にはそれぞれパートナーのマフートがいて、マフートは何十個もあるマフート語を使って象に指示します。象はとても賢い動物なので、マフートの力量によって言うことを聞いたり聞かなかったり・・・人をよく観察しているようです。象使い入門では、ただ象の背中に乗るだけでなく、自らマフート語を使い、象に指示をしたり、えさをやったり、川で綺麗に洗ってあげたり、マフートの様々なお仕事を体験します。ラオスの象使い入門の様子を詳しくご紹介したいと思います。


●象使い入門の様子

<1日のスケジュール例>

8:00 車でエレファントキャンプへ。

9:30 象の生態やマフート語について学習。

10:30 現地ガイドから象の乗り方や指示の出し方など教わりながら象使いの練習。

12:00 ロッジに戻り昼食・休憩

13:00 午後からは象の背中に乗り、森や川を散策。その後、川で水浴び。

15:30 餌をやった後、象を森の中の寝床へ連れて行きます。

16:00 終了(※1日体験コースはルアンプラバーン市内へ戻ります。)

その後、ロッジでフリータイム。

17:30 夕食

※スケジュールは一例です。内容が異なる場合もございます。


まず始めに象の生態やマフート語を学びます"まず始めに象の生態やマフート語を学びます
マフート語で進めは「パイ」止まれは「ハオ」象乗り中マフート語表を首からかけておきます

マフート語で進めは「パイ」止まれは「ハオ」
象乗り中マフート語表を首からかけておきます

実際に象に乗ってみます。ガイドがいるので安心。"実際に象に乗ってみます
ガイドがいるので安心
バナナの幹や、パイナップルの葉が象の餌です

バナナの幹や、パイナップルの葉が象の餌です

象を川で渡ります"川を象で渡ります
森の中を散策。象から落ちないようにバランスが必要森の中を散策
象から落ちないようにバランスが必要
潜るのが得意な象と水浴び。この象は一度潜るとなかなかあがってきません。"潜るのが得意な象と水浴び。この象は一度潜るとなかなかあがってきません。
餌やりもマフートの大切な仕事餌やりもマフートの大切な仕事
この象は鼻シャワーが得意!全身ずぶ濡れになります。"この象は鼻シャワーが得意!
全身ずぶ濡れになります。
森の中の寝床まで見送って1日の象使い入門終了森の中の寝床まで見送って1日の象使い入門終了


※このエレファントキャンプでは、日帰り、1泊2日、2泊3日などのコースがあります。ツアーをアレンジしたい方はご相談ください。

●どんな宿に泊まるの?

1泊以上のコースはエレファントキャンプ内のロッジに宿泊します。水浴びの後、部屋に戻りシャワーを浴びたり、休憩時間に少し眠ったりできるのでとても便利。お部屋の外のテラスにはイスがあるので、ゆっくり本を読むのもお勧めです。ロッジは森の中にあり、周辺にはお店など何もありません。夜にはゲッコー(ヤモリ)のユニークな鳴き声が聞こえてきたり、満天の星空が見えたり・・・大自然に囲まれながらゆったりとした時間をお過ごしください。※ロッジではWifi環境はありません。

ロッジの部屋の様子

ロッジの部屋の様子

部屋にシャワーとトイレもあります

部屋にシャワーとトイレもあります

ロッジの食事(一例)

ロッジの食事(一例)

ロッジの朝食(一例)

ロッジの朝食(一例)


●どんな持ち物・服装が必要?

プログラム終了後に修了証をもらえます プログラム終了後に修了証をもらえます

服装:現地で専用ユニフォーム(上・下)が支給されるのでご利用ください。水浴びをすると頭から全身濡れます。ユニフォームの下に水着を着用ください。長袖のラッシュガードをユニフォームの下に着ておくと寒さが凌げますし、日焼け対策にもなりお勧め。また、濡れた水着を着けるのが嫌な方は、水着を午前と午後用に2枚持っていくと便利。休憩時に、ガイドに言ってもらえれば新しいユニフォームをお貸しします。靴はかかと付きのサンダルがよいでしょう。

荷物:象に乗っている間、荷物は何も持てません。貴重品はフロントのセキュリティーBOXへ。カメラはガイドに預けておくと象乗り中の写真を撮ってくれます。象使い入門プログラム終了後、修了証を作成しますので必ず証明写真1枚(3.5×4.5cmくらい)をご用意ください。