今もイランに暮らす遊牧民カシュガイ族のテントを訪ねます
淡いピンク色のタイルとステンドグラスの光で人気のローズモスク
「世界の半分がここにある」と言わしめたサファヴィー朝の都イスファハン
アケメネス朝時代の楔形文字の碑文が残るギャンジュナーメ
アケメネス朝からアレキサンダー大王の時代ごろのものと言われる謎のライオン像(ハマダン)
王の道を調査されるBehzad Balmaki氏
アケメネス朝時代の王の道の想定地図(Behzad Balmaki助教授の論文より)
考古学者でイスラム自由大学助教授のBehzad Balmaki氏
アケメネス朝のダレイオス1世の功績をたたえる碑文が、ペルシア語、エラム語、バビロニア語で書かれ、楔形文字の解読に貢献したビストゥーン碑文(世界遺産)
ササン朝時代の精巧なレリーフが残るターゲ・ボスターン
イルハン朝時代のイスラム建築の傑作・世界遺産ゴンバデ・ソルターニーイェ
「刺客を養成する山の老人の拠点」とされるアルムート。東方見聞録にも語られている(2025年4月現在は閉鎖中)
1979年の人質事件の舞台となった旧アメリカ大使館(「スパイの巣窟博物館」と書かれている)
テヘランの民家で家庭料理をいただきます(一例)
テヘランに残るガージャール朝の宮殿「ゴレスターン宮殿」
テヘランの考古学博物館はやはり見逃せません(ペルセポリス出土品)
今もイランに暮らす遊牧民カシュガイ族のテントを訪ねます
出発日設定2025/06/21(土)~2025/08/23(土)
旅行代金566,000円~599,000円
出発地東京
POINT
- 今も遊牧の暮らしを続けるカシュガイ族のテントを訪ねます。
- 「世界の半分」とたたえられたイスファハンの夜景も観光
- かわいらしいタイルとステンドグラスの差し込む影が人気のモスク「ローズモスク」を観光
- 一般的なイラン観光ルートとは違う、アケメネス朝、ササン朝時代の遺跡を見学します
- 楔形文字の碑文や、ダレイオス1世の戦勝記念碑やヘラクレス像などが見られます
- テヘランでは、イラン革命の舞台の1つとなった旧アメリカ大使館(現博物館)も見学
- 家庭料理やスーパーマーケやバザールでのお買い物もお楽しみください。
- <プランAの場合>マルコポーロの東方見聞録に出てくる「山の老人」の暗殺集団の砦アラムート城を散策
- <プランBの場合>後のタージマハルにも影響を与えたともいわれる世界遺産の廟ゴンバデ・ソルターニーイェを観光

詳細
《日本国籍対象 観光ビザ免除》※詳しくは下記「査証欄」参照下さい。
●ペルシアに遊牧の民を訪ねる
カシュガイ族は今も年に2回、300kmもの距離を移動します。春は涼を求めてザクロス山脈を目指し、秋になると温かい南の低地へ移動します。ツアーでは夏の営地を訪ねます。西アジアに太古から営まれる遊牧の暮らしは、どのようなものなのでしょう?カシュガイ族のテントにホームステイしていろいろ聞いてみましょう。
そして、その後は、イランの黄金ルートではなく、北西部を訪ねます。アケメネス朝ペルシアが国内統治のために整備した王の道(支線)にあたる町を訪ねたり、マルコポーロが書き残した謎の暗殺集団の拠点と言われる山(そこが閉鎖中の場合は、代わりにイルハン国最後の都に残る世界遺産の廟ゴンバデ・ソルターニーイェ)を訪ねたり、最後はテヘランでお買い物タイムも確保。途中、古都イスファハンの夜景もお楽しみいただけます。
●王の道
紀元前5世紀、版図を広げたアケメネス朝ペルシアのダレイオス1世が、国土の隅々まで伝達がいきわたるよう建設した古代の公道。首都スーサからトルコのサルディスを結んでいたと言われ、その間に宿場や兵屯所が設けられていました。今回の旅では、アケメネス朝の夏の都であったエクバタナ(現ハマダン)への支線にあたる古道を調査した考古学者の案内で、その現場を案内していただきます。
※2025年4月1日現在、アラムート城は撮影のため休業中です。ご旅行時期にアラムート城が休業を継続してる場合は<プランB>を採用いたします。<プランB>ではアラムート城に代わりにイルハン国最後の都に残る世界遺産の廟ゴンバデ・ソルターニーイェを訪ねます。
日付 |
スケジュール |
食事 |
宿泊 |
1日目 |
東京
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機内
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2日目 |
ドーハ シーラーズ セミロム郊外
深夜: ドーハで乗り継いで、ペルシア発祥の地シーラーズ着。ホテルへお送りします。シャワーや仮眠にご利用ください。
午前:ステンドグラスの光彩が人気のローズモスクを観光後、車でセミロム郊外の遊牧民カシュガイ族の夏の営地へ。(走行=約330km、約5時間)
午後:カシュガイ族の営地で、遊牧の暮らしの説明を聞いたり、自家製のナンやチーズ、地域で採れた蜂蜜やハーブ、飼っている羊や牛や鶏などを使った家庭料理をいただきます。宿泊はカシュガイ族のテントで雑魚寝です。
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テント
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3日目 |
セミロム郊外 イスファハン
午前:引き続き、カシュガイ族のテントで素朴な暮らしを体験下さい。
午後:サファーヴィー朝の都イスファハンへ。(走行=約180km、約3時間)
夜:エマーム広場やハージュ橋などの夜景をお楽しみ下さい。
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ホテル
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4日目 |
イスファハンハマダーン
午前:メディア王国の都やアケメネス朝の夏の都があったハマダーン(旧称:エクバタナ)へ。アケメネス朝時代には、バビロンからシルクロードへの通じる交通の要衝にあり、王の道(支線)上の都市という説もあります。(走行=約510㎞、約6時間)
午後:ハマダン到着後、世界遺産のエクバタナ遺跡のある博物館や古代のライオン像、アケメネス朝時代の楔形文字のギャンジュナメ碑文などを見学します。
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ホテル
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5日目 |
ハマダーンケルマンシャーハマダーン
午前:ザクロス山脈の中をケルマンシャーへ。(走行=約150㎞、約2時間半)途中、ダレイオス1世が広大な領土を統治するために整備した「王の道」の痕跡を、イスラム自由大学の考古学者バルマキ助教授の案内で訪れます。
午後:崖に彫られたダレイオス1世の戦勝記念碑やヘラクレス像のあるビストゥーン、ササン朝の王の叙任式を描いたレリーフ・ターゲ・ボスターンなどを見学。その後、ハマダーンへ戻ります。(走行=約180㎞、約3時間)
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ホテル
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6日目 |
<プランA>ハマダーンアラムート または <プランB>ハマダーンカズヴィーン
<プランA>
終日:車で移動。マルコポーロの東方見聞録に記された、11世紀、伝説の暗殺教団の拠点であった山城アラムート城へ。(走行時間=約350㎞、約6時間)山城見学。(歩行時間=約1時間半)
宿泊はロッジまたはゲストハウスです。
<プランB>
終日:車で移動。昔から交通の要衝カズヴィーンへ。(走行時間=約380㎞、約5時間半)途中、イルハン国の最後の都ソルターニーイェの世界遺産ゴンバデ・ソルターニーイェにも立ち寄ります。ペルシャ・イスラム建築の優れた例で、内部の装飾も美しく、後のタージマハルに影響を与えたともいわれています。
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プランA:ゲストハウス またはプランB:ホテル
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7日目 |
<プランA>アラムートテヘラン または <プランB>カズヴィーンテヘラン
<プランA>
午前:車で首都テヘランへ。(走行=約240㎞、約4時間半)
午後:イラン革命の舞台の1つ旧アメリカ大使館(現博物館)を見学。スーパーマーケットも立ち寄ります。
夕刻:テヘランの民家で夕食。イランの家庭料理をお楽しみ下さい。
<プランB>
午前:車で首都テヘランへ。(走行時間=約150㎞、約2時間半)
午後:イラン革命の舞台の1つ旧アメリカ大使館(現博物館)を見学。スーパーマーケットも立ち寄ります。
夕刻:テヘランの民家で夕食。イランの家庭料理をお楽しみ下さい。
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ホテル
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8日目 |
テヘラン
午前:テヘランでフリータイム。
午後:イラン考古学博物館とガージャール朝時代の王宮ゴレスターン宮殿を観光後、空港へお送りします。
夜 :
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機内
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9日目 |
ドーハ東京
深夜:乗り継いで、空路、帰国の途へ。
午後:東京(成田)到着。
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出発日 |
旅行代金 |
出発地 |
催行状況 他 |
2025/06/21(土) |
¥566,000 |
東京 |
募集中 |
2025/07/09(水) |
¥566,000 |
東京 |
募集中 |
2025/07/26(土) |
¥599,000 |
東京 |
募集中 |
2025/08/23(土) |
¥582,000 |
東京 |
募集中 |
最少催行人員 |
2名
(定員12名)
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添乗員 |
同行なし。現地係員がご案内(但し8名以上の場合は同行)
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利用予定航空会社 |
カタール航空 |
利用予定ホテル |
シーラーズ:パークサアディ、エリーゼ、シーラージス、ロイヤル
セミロム郊外:テント
イスファハン:サフィール、アセマン、アリガプ、セターレ、ヴィーナス、ピローズィ
ハマダーン:ブアリ または同等クラス
アラムート:ゲストハウス
カズヴィーン:イラニアン など同等クラス
テヘラン:エンゲラーブ、シモールハェウズ、アーサーレ、フェルドーシー、パルシアン
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一人部屋追加代金 |
47,000円 ホテル泊のみ
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燃油特別付加運賃 (旅行代金に含まれません) |
国際線:0円(2025年4月1日現在) 【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。
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旅券(パスポート)の残存期間 |
●旅券(パスポート)
イラン:入国時に有効期間が6ヶ月以上、未使用査証欄が見開き2ページ以上残っている旅券(パスポート)が必要、イスラエル入国のスタンプがないこと |
各国空港税/査証 |
【事前徴収】
・成田空港諸税:3,160円
・関西空港諸税:3,630円
・国際観光旅客税:1,000円
・ドーハ空港諸税:260カタールリヤル+3USD(約11,560円)
・イラン出国税:約130円
・イラン旅客保安税:4ユーロ(約640円)
(※全て2025年4月現在の金額および換算レートです。)
●査証(ビザ)
・イラン査証(ビザ):2024/4現在 日本国籍者観光目的の場合、ビザ免除
<条件>15日間以内滞在、初回のビザなし渡航であること、または、前回のビザなし渡航から6か月以上経過していること
※現地事情により、予告なく変わる場合があります。予めご了承下さい。
※外国籍の方は、ご確認ください。
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ビジネスクラス追加代金 |
お問い合わせください。(出発日・予約クラスにより異なります。) |
その他 |
※米国や米国経由でのご旅行をご予定の方へ:米国はテロ対策の一環として、日本国籍でも2011年3月1日以降イランに入国した人等は、米国へのビザ免除プログラムを利用しての渡米ができなくなっていますのでご注意下さい。詳しくはお問い合わせ下さい。 <参考>アメリカ大使館ホームページをご覧下さい。
●旅行代金に含まれないもの
・空港諸税、燃油サーチャージ、ビザ代など
・超過手荷物料金
規定の重量、容量、個数を超える分について
・個人的性質の諸費用及びそれに伴う税・サービス料金(クリーニング代、電報電話代、チップ、追加飲食等)
・国内旅費(JRの料金などは含まれません)
・チップ
●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。
・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。
※お申し込みの流れはこちら
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