知られざる名刹プクタル・ゴンパも訪れる

ザンスカールから絶景の峠を越えるダルチャ・ホーストレッキング15日間

絶景の中を進む馬のキャラバン

トルコブルー色に輝くツァラブ川とプクタル・ゴンパ

ザンスカールの心洗われる風景が続く

ヤクの渡渉

道中、農作業風景を見かけることも

ダイナミックな景色の中で人々が慎ましく暮らしている

頼りになる旅のお伴たち

出発日設定2020/06/13(土)
旅行代金528,000円
出発地東京
早割90
詳細

経験豊富なガイドと「今しか出来ない」馬の旅へ

チベット文化圏が好きなら、一度は憧れるであろう、ラダック最奥の地ザンスカール。
そのザンスカールを訪ね、さらに馬の背に揺られて5,000mを越える峠を越え、南のダルチャまでキャラバンで旅をする大冒険のホーストレッキングツアーです。車道が通じていない地域は大自然の真っ只中。素朴な人々だけではなく、野生動物の出現も期待できます。
両側から徐々に車道が延びているため、近い将来馬での旅はできなくなるでしょう。冬には雪で閉ざされてしまうルートを短い夏の間に旅してみませんか?

パドゥムではザンスカール最大のカルシャゴンパなどを見学。
さらに案内するのは、ザンスカール王族出身の日本語ガイド・スタンジン。流暢な日本語だけでなく、チベット仏教にも造詣が深く、さらに地元に密着した人脈を持つ、頼れるガイドです。

故郷ラダックを日本語で紹介する現地ガイド

スタンジン・ワンチュク

日本語でラダックの歴史や宗教を語れる数少ないラダック人ガイド。 ラダックの最奥の地ザンスカールのリジン村出身で、ザンスカールの王家とは親戚筋。 デリー大学オーロヴィンド校、政治学部卒。 学生時代は、里帰りの度に「雪の回廊」チャダル・トレックを歩き、その経験を生かしてツアーガイドの仕事を始める。その豊富な経験と人脈で「風のラダック」を支えてくれています。

同行ツアー一覧

のんびり「常足」を基本に進むので乗馬経験者(初級者以上、引き綱なしで乗れる方)であれば参加可能です。
一部、馬を下りてトレッキングをする場合があります。また高所での長期間のテント泊となりますので、高所経験やキャンプ・トレッキング経験のない方はご相談ください。


※検診について

乗馬の目安

乗馬日数4日

対 象初心者〜上級者乗馬レベルについて

トレッキングレベル
歩行日数1日
高所レベル
レベル表記について
日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

(大阪 )東京 デリー

(午前:大阪(関西または伊丹)空路、東京(成田または羽田)へ。)

午後:東京(成田)発、空路デリーへ。デリー到着後、ガイドとともにホテルへ。

ホテル
2日目

デリー レーアルチ ニンム

早朝:国内線でラダックの中心地、レー(約3,500m)へ。到着後、ガイドがお迎えしアルチへ。アルチチョスコルゴンパ、サスポルのニダプク洞窟を訪れます。

午後:標高が低く過ごしやすいニンム村(約3,200m)へ。静かな村の散策や民家を訪れるなど、のんびり過ごします。

ホテル
3日目

ニンムカルギル

車でフォトゥ・ラ峠(4,100m)を越え、カルギル(2,676m)へ。(走行=約220km、約4時間半)

ホテル
4日目

カルギル パドゥム

午前:カルギルからスル渓谷に沿って、カルツェ村や磨崖仏など立ち寄り、ダムスナ(3,150m)へ。(走行=約61km、約1時間半)

午後:インドヒマラヤ最西部の7,000m峰ヌン(7,135m)とクン(7,085m)の展望やのどかな放牧風景を楽しみながら、村を散策します。その後、車でパルカチック(3,580m)へ。(走行=約23km、約45分)

朝:パルカチックの村をのんびり散策します。
その後、車でペンジラ峠(4,400m)を越える「ダランドゥルン氷河展望ドライブ」で、ザンスカールのパドゥム(3,565m)へ。(走行=約145km、約7時間)

ホテル
5日目

パドゥム

終日:ザンスカール観光

早朝:ラダック・ザンスカールで最も古い歴史をもつと言われるサニ・ゴンパなどを訪れます。ザンスカール最大の寺院カルシャ・ゴンパとその周辺を散策します(約1時間)。

その後、ストンデゴンパなどを訪れます。

ホテル
6日目

パドゥム タンツェタンソ

車でホーストレッキングの拠点となるタンツェへ。

馬に乗って広い谷沿いに標高を上げ、タンソのキャンプ地(約4,200m)を目指します。

テント
7日目

タンソ騎馬トレッキングタンソ

騎馬で周囲を散策します。

左右に迫る山や、美しい高山植物、放牧されるヤクや羊。遊牧民の石積みの小屋を訪ねて乳製品づくりを見せてもらったりして過ごします。

テント
8日目

タンソ カルギャクゴンボランジョン・キャンプ

終日:キャンプ場からカルギャクまで馬で下ります。その後、両岸に迫りくる6,000m級の赤茶けて荒涼とした山塊を眺めながら、大黒天を意味するゴンポ・ランジョンを仰ぎ見るキャンプサイト(約4,400m)まで車で移動します。

テント
9日目

ゴンボランジョン・キャンプシンゴラ峠ツォカル湖(トゥクジェ)

シンゴラ峠を越えて、車でツォカル湖へ。氷河が乗った6,000m以上の山々の展望と“陸の孤島”ザンスカール最深部の雰囲気を存分に楽しみましょう。レー・マナリ・ロード高原ドライブ。バララチャラ峠(4,890m)、ラチュルンラ峠(5,060m)を経て、塩湖ツォ・カル湖畔の集落トゥクジェ(4,570m)へ。(走行=約300km、約9時間)

テント
10日目

ツォ・カル湖 ダグランラ峠 レー

午前:再びレー・マナリ・ロードを走り、ダグランラ峠(5,260m)を越えて、レーへ戻ります。(走行=約155km、約4時間)

午後:レーの町散策など、ゆっくり過ごしましょう。

ホテル
11日目

レー デリー

早朝:ガイドが空港へお送りします。

午前:再びザンスカールの山々を飛び越え、空路デリーへ。

午後:空港近くのホテルで休憩します。

夕刻:ガイドと共に空港へ。空路、帰国の途へ。

機内
12日目

東京 ( 大阪)

午前:東京(成田)到着。
(午後または夕刻:空路、東京(成田または羽田)から大阪(関西または伊丹)へ。)

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2020/06/13(土) ¥528,000 東京 終了
最少催行人員 4名 (定員8名) 添乗員 添乗員が同行します。
利用予定航空会社 エア・インディア
利用予定ホテル

【デリー】シャンティパレス、レモンツリー、アイビス・ニューデリーエアロシティ、レッドフォックスホテル・ニューデリー、プライドプラザホテル・エアロシティ、ラーマン、ウェイブス、アヴァロン・コートヤード、ロイヤルプラザ、ホリデイインエクスプレス
【レー】マヘイ・リトリート、ラリモ、オマシラ(STD)、ナムギャルパレス、ホリデイラダック、スピック&スパン
【カルギル】チュトゥクハイト、ハイランド・マウンテン・リゾート、ホテル・シュアチュン、キャラバンサライ
【パドゥム・ジスパ】ゲストハウス
【パルカチック・ツォカル】ロッジまたはテント
※ラダック、ザンスカール内はいずれのホテルもシャワーのみとなります。
※ロッジ、ゲストハウスは規模が小さいため、分宿となる場合があります。
※パルカチックでは男女別の相部屋となります。

一人部屋追加代金 40,000円 ホテル・ゲストハウス泊
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
国際線 12,000円(2019年11月1日)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 入国時に残存期間が6ヶ月以上必要
各国空港税/査証

インド査証(VISA)が必要
・弊社代行の場合:9,480円(EツーリストVISA、実費込)

その他

※ラダックの僧院、小さなお堂などは観光地ではないため、法要や、堂守の不在など現地事情により入場できない場合があります。あらかじめご了承下さい。

●<要健康診断:3,800m以上に宿泊するコース>
このコースは標高4,000~5,000mの高地で長期間宿泊するため、高山病にかかる恐れがあります。日本登山医学会(登山者検診ネットワーク)に登録された専門医による、所定の健康診断をお願いしております。結果により参加をお断りすることがあります。健康に不安がある方や持病のある方は必ず事前に医師にご相談ください。お申込時に健康に関するアンケート、海外旅行保険へのご加入をお願いしております。ご協力をお願いいたします。

●ご旅行代金に含まれないもの
【事前徴収】
・日本国内空港税(羽田:2,710円、成田:2,660円)
・インド出国税 6.5ドル(700円)
【その他】
※個人的な出費、クリーニング代など

・大阪・名古屋・福岡・札幌・沖縄など地方発はお問い合わせ下さい。●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

・このご旅行は「早割90」の適用対象です。(ご出発日の前日から起算して90日前までのご成約で、ご旅行代金を10,000円割引いたします)

・このコースは標高3,000mを超える高地に宿泊するため、高山病にかかる恐れがあります。健康に不安がある方は必ず事前にご相談ください。また、治療救援費用が無制限に設定されている海外旅行保険への加入をお願いしております。

お申し込みの流れはこちら

ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2020/06/13(土) ¥528,000 東京 終了

いってきました!

出発日:2018.09.08

評価:

今回のザンスカール・トレッキングルートは、絶景ルートでした。プクタルゴンパなどのチベット仏教文化にも触れながら、かつ馬を使った運搬・旅が日常である生活に触れられるという意味でも貴重なルートでした。日程にも無理がなく、徐々に高度を上げていくので高山病対策もできました。馬方やトレッキングスタッフも充実しており、皆で旅する一員の気分を味わえました。Shingo La Darchaルートは、現在車がとおれる道を整備中で、3年から5年後には、車での旅が可能になるとのこと。馬旅は今のうちかもしれません。
一方、レーマナリロードは、舗装が8割とすすみ、ツーリングバイカーを多数みうけました。茶屋や宿泊施設もそれなりに整備されているようでした。一方で、自然環境も健在、ツァンタン高原、ツォカル付近では、パシュミナヤギなどの家畜の他、飛来する渡り鳥だけでなく、ワシ、キャン(野生ロバ)などの野生動物にも遭遇でき、5年前は植物系だった体験が、動物系も含まれて感激でした。
ラダックだけでもいいですが、ザンスカールまで足を伸ばせると、厳しい自然環境に育まれたまた違った世界に遭遇できる。再訪したい場所がまた増えました。